プリ50　バンパー小傷の修理・塗装

フロントバンパー左下に擦り傷が出来ましたので簡単に修理・塗装します。
これが擦れた状態です。

そしてこれが修理・塗装後の状態です。
以下、修理記録です。

擦れた箇所を耐水ペーパー320番程度で平滑に整えます。
その後、PPプライマー、続いてプラサフを塗布。

プラサフを研磨して整形します。

つぎに塗色の調合。

使用塗料はロックペイントのプロタッチ。塗色番号トヨタ８W７（ダークブルーマイカメタリック）の調色配合データが公開されていますので調色して試し塗装して確認。

素人なので中々ピッタリの色になりません。何回か調色し直してこのぐらいで妥協しました。

ベース色の塗装。
ボカシ塗装のため、予め塗装箇所を耐水ペーパー2000番程度で足付けしています。

上塗りクリヤー（ロックペイント　ハイパークリヤー　主剤：硬化剤比率　３：１）の塗装。

ヒートガンで強制乾燥。
このクリヤーの基準の乾燥時間は60℃で10分、もしくは20℃で3時間です。

乾燥後、コンパウンドで軽く肌調整して完成です。

ボディーの大きなキズ修理・塗装を自分でやるには勇気が必要で失敗リスクが高いですがバンパー小傷なら多少失敗しても大丈夫です！！

■補足
プロの板金塗装業界では調色作業を経験と勘に基づく「巧の技」からだれでも素早く調色できる「仕組み」に変革しています。

自動車補修の塗料各社がこのような機器をリースで提供しています。これを補修塗装する実車の塗装面に当てて塗色を実測し分析。
自社の塗料原色データの配合値を瞬時に提供してきます。これが結構精度高く色ずれが少ないようです。
さらに、実際に使った配合比率データをクラウド上で一元管理することで、さらに調色データの精度が高まるとのこと。
経験の浅い方でも上手く調合出来るようです。

素人は「経験と勘」で頑張るしかないですが・・・・。