ステアリングチルト調整
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
旧ジムニーはステアリングの高さ調整の機能はありません。
なのになかなか高めの設定ですよね。
特に自分みたいな手足の短いヤツが乗ると非常に乗りにくいです。
と言っても馴れちゃえば何も感じないんですけどね。
でも見た目的にもちょっと下げた方がシックリくる気がするので下げてみました。
画像は作業前です。
ちなみにメインのSJ30の枠で書いてますが、JA11も同じ施工をしたので合わせて書いておきます。
基本的に30も11もこの辺の構造は同じなのでやる事は同じです。
2
まずステアリングシャフトを固定してるボルトを外します。
画像は真下から見た画像です。
本来はこの辺にカバーが付いてた気がします。
その場合は普通に外せば見えます。
縦の太いパイプみたいなのがステアリングシャフトのハウジングです。
そのハウジングを左右で固定している2本のボルトを外すとステアリングがグラグラになるはずです。
そうならなかったら違うボルトを外してるので間違いです。
初めてならちょっと分かりにくいけど構造を良く観察すればすぐわかると思います。
3
自分のは普通の頭が六角の普通のボルトになってました(30がそうなのかは知りません)が、11はトルクスと言うちょっと特殊な星形のボルトです。
画像のがそれです。
フルバケが信じられないくらいボロいのは気にしないでください。
アップガレージのジャンク品の方がまだ綺麗なのは知ってます。
4
このトルクスボルトは画像のT-40っていうサイズの専用のコマを使って外します。
マイナスも入るような感じのボルトですが、スズキお得意のバカトルクで締まってるのでトルクスで回した方が楽だと思います。
ちなみにこのサイズのトルクスはデスビの点火時期調整でも使えるので持ってて損はありません。
5
そして、用意するのはM8の30mmくらいのボルトと、M10のナットです。もちろん左右分。用意します。
M10のナットはナットとしてではなくワッシャーとして使います。
ステアリングシャフトを固定しているボルトはM8なので一回り大きいM10のナットはワッシャーとして使えます。
さらに微調整したい場合は普通の薄いM8のワッシャーを噛ませるとさらに微調整出来ます。
つまり、さっき外したステアリングシャフトのブラケットの間にワッシャーを噛ませてステアリングシャフトごと下げようっていう事です。定番の方法ですね。
なので、噛ませるワッシャー(ナット)の厚みを増せば増すほどステアリングは下がります。
アバウトな数字なのであくまで目安ですが、ステアリング自体は噛ますワッシャーの厚みの2倍くらい下がりました。
自分は6mm×2枚挟んだので、ステアリングは約24mmくらい下がりました。
純正のボルトは短いので、噛ませるワッシャーの厚みに応じて長いボルトに交換します。
噛ませるワッシャーの厚み+20mm前後のボルトが丁度良いと思います。
画像のが30に使った部品です。調子に乗ってちょっと良いボルトにしてみました。
6
こんな感じで。
ちょっと見えにくいですが奥の方に噛ませたナットが見えると思います。
まあまあ入れにくいのでマグネット等を駆使して入れると楽です。
あとはしっかり締めて不具合無いか確認して完了です。
30は12mm、11は6mm噛ませました。
ステアリングにもよりますが、フルバケは下げすぎると狭くなって乗りにくくなるのでその辺も考えてからやった方が良いです。
体格はもちろん、ステアリングやシートによって丁度良いポジションは違うと思うので好みに合わせてシミュレーションしてからやってみると良いと思います。
強度的に噛ませ過ぎるとボルトが折れるかもしれないので、多くても15mmくらいにしておいた方がいい気がします。
やってみて、思ったより乗りやすくなって、いままでやらなかったのを後悔してます。
個人差はあると思いますが、小柄な人や自分みたいに手足がエクストラショートな人には結構効果あるんじゃないかと思います。
簡単だし、コストも200円かからないくらいで出来るのでオススメです。
やる場合は自己責任でお願いします。
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