
例年、なにわ淀川花火大会は自宅鑑賞していました。
なにせ毎年40万人を超える人出があり、帰りがえらいことになるのを知っているためです。
下は2017年の自宅からの写真です。
SIGMA 85mm Art 単焦点 F1.4、1/125s、ISO1600
まぁまぁ良く撮れてるように見えますね。
当時は18-300mmの万能レンズがなかったので、85mmが最長のレンズでした。
85mmでこの距離感ですから、望遠使ったらいい感じに撮れそうですけどね。
あと花火撮影の設定がよく分かってなくて、花火の光が点でしか撮れていないんですよね。
今回、ネットで花火撮影の設定を参考にさせてもらい、混雑覚悟で現地に行くことにしました!
大混雑が予想される西側のJR塚本駅や阪急十三駅は回避して、
海老江の河川敷に電車+徒歩で行くことにしました。
川の東側は比較的混雑がゆるやかで、風上なら花火撮影の邪魔になる煙が流れてきにくいと判断しました。基本的に川の下流→上流に向けて風が吹くようです。

黄丸が花火の打ち上げポイントです。船を9連結した打ち上げ台船を浮かべるそうです。
赤線がJR東西線海老江駅からのルート。大勢の花火客が同じ方向に歩いているので迷いません。

混雑状況はこんな感じ。確かにまばらですね。

早めに来たら80台ほどクルマも乗り入れできるようです。
ただ、帰りは人でごった返すので夜遅くにならないと出られないでしょうけど・・・。

なるべく障害物がないところに陣取りました。
回りで三脚立ててたのは女性が一人だけ。カップルや家族連れがほとんどです。
おっさん一人で途中で買ったビールを飲みながらカメラのセッティングをします。
ネットで調べた花火撮影に効果的とされる設定を試してみます。
1)Mモードにして、シャッター速度は
「BULB」に
シャッターを全押ししている間ずっとシャッターが開き続けます。
これによって連続して打ちあがる花火を重ねて撮ることができるようになります。
2)
レリーズを使ってブレを防止
シャッターを手で押し続けるとプルプルするのでレリーズで遠隔操作します。
なお密林に売ってるEOS9000D用の互換品(RS-60E3互換)で700円ぐらいです。
3)
NDのレンズフィルターを装着
NDフィルターは滝を白糸のように撮れるやつです。暗いとカメラに認識させてシャッタースピードを長くできます。
花火は明るい被写体ですが、NDフィルターを付けることでシャッターを開け続けても白飛びしにくくなります。
ISO100で固定するならND4がいい感じでした。
念のためND8とND16も持ち込みました。
ND4がなかったのでヨドバシに寄って買いましたが、marumiの72mm ND4が2570円でした。ネット通販ならもっと安いと思います。
4)ISOは
100で固定
序盤の明るさが少ない花火ならISO200~400でもよさげでした。
5)絞り値は
F8~F11に
これも後半に行くに従って花火が連続して上がり明るくなりますから、調整が必要です。
6)
「長秒時露光のノイズ低減」をOFF
これがONだとカードへの記録に時間がかかり、撮影機会を逃すことがあるためです。ISO100固定なのでノイズは気にしなくていいレベルですからね。
EOS9000DではMENUボタンの4ページ目にありました。
7)ピント調整は序盤にAFで合わせて
MFに切り替え
大会の序盤はピント合わせの絶好のチャンス。たいてい後半に取って置きの花火が上がりますので、序盤の花火はピント合わせに使っちゃいます。
花火にAFフォーカスが合ったら、レンズ側スイッチでMFに切り替えるだけです。
これで花火が上がるたびにピント合わせをする必要がなくなります。
8)
手ブレ補正はOFFに
三脚を使ってる時に手振れ補正が動作するとブレの原因になります。
SIGMAだとOSと書いてあるレンズ側の切り替えスイッチをOFFにします
以上です。けっこう多いですが、夜景撮影にも使える重要なテクニックが含まれていますね。
そうして19:40に花火大会が始まりました。
20:40までの1時間、約2万発の
光の饗宴です!
SIGMA 18-300mm、F8、ISO100、1.6秒、ND16
1.
オープニングから数発でこれです。序盤から飛ばしてます!
ND16でちょうどいい明るさでした。
SIGMA 10-20mm、F3.5、ISO200、7.9秒、ND8
2.
大玉の周りの小玉が綺麗。
広角レンズにしましたが、近くで撮らないと迫力がなくなりますね。トリミングしてます。
SIGMA 10-20mm、F3.5、ISO100、3.1秒、ND8
3.
シャッターを開けながらフォーカスリングを端から∞までぐりーんと回す技を使ってみました。いまいちだったので、また置きピンに戻しました(笑)
SIGMA 10-20mm、F8、ISO100、2.9秒、ND8
4.
お気に入りの花火。
BULBの開け方がハマるとたまに会心の一撃になりますが、撮ってる間は出来具合がよく分からないです。。
SIGMA 18-300mm、F8、ISO100、12.9秒、ND4
5.
特捜最前線じゃありません。花火にみとれてND4で12.9秒も開けた結果です。
ND16でも超長秒やってみたらよかったなぁ。

6.
SIGMA 18-300mm、F8、ISO100、2.6秒、ND4
光の粉がいい感じですね。
SIGMA 18-300mm、F6.3、ISO100、4.9秒、ND4
7.
いろとりどりの連続花火です
SIGMA 18-300mm、F11、ISO200、6.4秒、ND4
8.
花をイメージした花火のようですね。
SIGMA 18-300mm、F11、ISO200、3.0秒、ND4
9.
スパークしてます
SIGMA 18-300mm、F11、ISO200、3.3秒、ND4
10.
連続で上がってまぶしいです。ここに至るまでの後半にND8~16にしたら良かったなあ。この時点で20:36です。時計も見ないといけませんね。
SIGMA 18-300mm、F22、ISO200、9.9秒、ND4
11.
ラストが近いのにF22の10秒とか試してるし(笑)
SIGMA 18-300mm、F22、ISO200、4.4秒、ND4
12.
噴き上げ式の花火だけでこんなに種類があって面白いですね。
SIGMA 18-300mm、F8、ISO100、6.0秒、ND4
13.
20:44 クライマックスに近づいてきました。
ラスト前に一息入れる感じなんでしょう。撮ってる本人は気づいてませんw
SIGMA 18-300mm、F8、ISO100、6.1秒、ND4
14.
20:47 これを皮切りにずっと連続して花火が上がり続けて・・・
SIGMA 18-300mm、F8、ISO100、3.1秒、ND4
15.
ファイア~~~!!!
これだけ見ると化学工場の爆発かと思いますw
これでフィニッシュ。
周りの皆さんは心得ていて、続々と立って帰り始めてます。
自分はしばらくフリーズしてました。
「えっ、もうおわたの?」(((( ;゚д゚)))
撮ってるときの手ごたえのなさとカメラ操作の忙しさで、しばし茫然w
あとで見返してみたらトリミングすれば使える写真も多かったので一安心でした。

帰り道は予想どおりエグかったです。
しばらく波が引くまで待つのが正解かも知れませんね。
そんなこんなで、初めての花火大会現地撮影でした。
お疲れさまでした~♪