ドアロックのキーシリンダー交換＜１＞　（ドアトリム取外し）

鍵穴のシャッターが内側に落っこちちゃって、穴の蓋が閉まらない状態に。

雨水入ってドアの内側のｲﾛｲﾛが錆びたらたいへんだ～（＞＿＜）

キーシリンダーキットで６箇所いっぺんに交換が望ましいのだけど、費用が掛かりすぎるので、とりあえず右ドアのみキーシリンダーを交換することに。

キーサブセット（R）ドアー　\4,693
（2012年1月　Dﾗｰ価格）

作業するにはドアの内装をはずさなければ。
ってことで、いまさらながら内張りの外し方(笑)

まずは、
１）スピーカーグリルを外す
２）アームレストを外す
３）インナーハンドルカバーを外す

１）、２）は実物を見ればわかると思います。
３）は、まずドアをロックした状態で、インナーハンドルカバーを固定しているネジを外します。
ロックを解除して、インナーハンドルを引きながらハンドルのカバーを抜き取ります。

純正のアームレストはネジ３本で固定されていますので、このネジを外せばOK。
自分のロドは、自作の革ハンドルに付け替えてありますが、固定位置は純正同様です。

ちなみに、キックボードは外す必要はありません。
キックボードの付いていないスピーカーグリルタイプの内装の場合は、スピーカーグリルを外す必要があります。

４）内装はがしツールを使って、ドアトリム（内張り）を外します。

ドアトリムは周囲を１３箇所のファスナーで固定されているので、一箇所ずつファスナーを外していく要領で。
※ファスナーの位置は手順７の画像参照

ファスナーをすべて外したら、ドアトリム全体を少し上に持ち上げるようにすると、スコッと外れます。

本来は、ドアトリムの下は車体側に耐水対策のブチルが貼ってあるのですが、自分のロドはデッドニングを施してあるため、ブチルは剥がしてしまってあります。
ブチルを初めて剥がす場合は、かなり手こずりますので、作業時間が１、２時間は長引くと思われます。

外したら勢いよく引っ張ったりしないように、そっと立てかけてください。理由は手順６に。

ドアトリム上部に、ツイーターの配線が繋がっている場合があるので注意！！

ツイーターのカプラを抜いてから、トリムをどけましょう。

カプラを抜く前に勢いよく引っ張ると、配線が切れる場合があります(^_^;

ドアトリム裏側を見ると、ファスナーの位置がわかります。
全部で１３箇所。

私のは、初めて内装を外したときにファスナーの位置がわからなくて、マイナスドライバーでこじ開けたせいで一箇所破損してしまってます(^_^;

色の違うシートを貼ってあるのは、コルクボードの腐食を補修した跡です。
ブチルを剥がしてあるので、ウインドの上げ下げで雨水とか洗車の水とかが染み込んでしまい、コルクボードが腐食してしまうんですね～；；

ドアトリムは、基準ピン（画像上）に、トリム上部の突起（画像下）を引っ掛けてから、周囲をファスナーで固定するようになっています。

突起を基準ピンから外すために、ファスナーを外した後にドアトリムを少し上に持ち上げるようにしてはずします。

逆に、装着するときは、まずこの基準ピンにドアトリムの突起を差し込みます。