
この間の週末に友人のいるトヨタ店に行ってき
ました。目的はこの新型クラウンアスリートの
試乗でした。
通常のディーラーだと、なかなか試乗しにくい
のですが高校時代からの友人がいるので、気軽に
試乗が出来るので嬉しいですね。帰りには、
成約者しかもらえないクラウンヒストリーカレンダー
と手帳まで貰っちゃいました(^^ゞ
さて今回試乗して、私の個人的な感想を書きたいと思います。
今回は、ディーラーの友人がバタバタしてて忙しいという事で
『すまんけど、10分ほど勝手に乗ってきてくれ』といわれて
メチャくちゃ嬉しかったのは言うまでもありません( ̄ー ̄)ニヤリ
早速、インテリジェントキーを受け取り(この時点が高級車やな
と感じました。)インテリジェントキーを持っているだけで
ドアノブを引くとちゃんとロック解除になりドアが開きます。
そんな最新装備なんて18年前の私の車には無いので、新鮮ですね。
シートに座り、シートベルトを締め、いざエンジンスタートと
言う事で、トヨタではお馴染みの丸いプッシュスタートボタンを
押します。(・-・)・・・ん?オプティトロンのメーターは発光しますが
エンジンが掛かってない???V6は静かだからもうかかっているのかな?
いや、それにして、セルが回る音がしない。プチパニックになり
冷静になり、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイを
みると『ブレーキを踏んで、エンジンスタートボタンを押して下さい』
と出てました(^^;
いや~、お恥ずかしい、何しろエンジンプッシュボタンスタートって
乗った事ないんで、エンジンの掛け方が分からなかったんですよ。
実は、以前、ゼロクラウンの後期3.5リッターが出た時も同じく
この友人の所で試乗させて頂いたんですけど、その時はすでにエンジンは
掛かってましたからね。
今度はちゃんとエンジンをスタートさせていざ出発。
まず思ったのが、さすがはクラウン静粛性は高級車だけあって
エンジン始動してアイドリング時でもほとんど音が入ってきませんね。
アクセルを踏んで発進すると、軽やかに変速ショックがほぼ皆無の
状態で加速していきます。これには驚きですね。トヨタの電子制御ATは
世界一ですが、これだけなめらかに変速ショックを感じさせないのは驚きです。
30セルシオの後期の8速や現行LSのだともっとなんでしょうね。
ちなみにクラウンのは、6速Super ECTです。
多段化したATと3.5リッターと排気量の大きさからくる太いトルクで
2,000rpmくらいでグイグイ加速していきます。
では、アクセルを踏み込んだ時の加速はどうなのか?ターボ車に乗っている
私には興味あるものでして、ちょっと踏み込んでみました。
大排気量NAならでは、トルクの太さを生かした、スムーズなスーっと
伸びていく感じで加速していきます。メーターを針をみるとこれがまた
結構な勢いで動くんですよ。しっかりとしたボディとシャーシのお陰で
そんな速いというのを余り感じさせないので、そんなに出てないだろうと
思えてしまうくらいの安定感でした。
昔からセルシオやマジェスタ、クラウンなどの高級車が高速で、ぬえわkm/h
くらいでフツーに走っている光景を見かけますが、車全体の安定感が運転者に
それだけの速度を出しているのを思わせないというのがあるからなんだなぁと
しみじみ思った次第です。
以前、セルシオの車内だと、前述の速度域でもフツーの声の大きさで前後席で
会話が出来ると聴いた事ありますからね。新型クラウンも多分その部類なんでしょうね。
乗り心地ですが、アスリートという走りのグレードなんでロイヤルよりは
当然スポーティであると思うのですが、私的には適度なしまった足で
トヨタお得意のTEMSも装備されていて、SPORTモードにすると、締まった足に
なり、そこそこ高速で移動しても十分に安心できる硬さであると感じました。
路面からの凹凸を乗り越えた時のコツコツという感じもイヤみなものではなく
スポーティと思える感じのものでした。
TEMSをノーマルにして乗るとSPORTの時よりは柔らかい感じと言っても
ロイヤル系のようなフワっとした感じではなく街乗りやゲストを乗せて
移動の時は向いているという感じのシャキッとした足回りがマイルドに
した感じ(分かりにくい表現ですが(^^;)で街乗りはこちらの方が
気持ちよいかも知れません。
コンフォートよりの本来のクラウンらしいクラウンの乗り味から言うと
アスリートシリーズは違うんでしょうけど、個人的には、しっかりとした
足回りの方が好みなので、アスリートの方ですかね。
試乗していて気になったのが、停止している状態からアクセルをじわ~っと
踏み込んで加速していく時、一瞬、タメみたいなアクセル無反応の時間が
あるんです。その後、何事も無かったかの如く、すーっと加速していく感じが
があり、違和感を憶えました。
直噴エンジンだからなのか、アクセルペダルのオルガン方式によるものなのかは
分かりませんが、これは自分の旧いタイプの方が良いですね。
また最近は、パワステは電動タイプが多いんですけど、このクラウンも
例に漏れず、電動アシストでやたらとハンドルが軽く回ります。
これも好みとなれの問題なんでしょうが、自分の車が油圧パワステなんで
こちらのフィーリングの方が好きですね。
気になったのはこの2点くらいで、足踏み式パーキングブレーキは
最近は、解除も足踏み式なのに、クラウンは、昔の手で解除するタイプ
なんです。これは大変嬉しかったですね。私の車もこのタイプで
これに慣れると、パーキングブレーキ解除の際、無意識に左手が
インパネ左に手が伸びている事があるので、クラウンに至ってはこの心配は
全くなく、違和感なしに普通に操作出来ました。
足踏み式パーキングブレーキはこうでなくてはね。
トヨタがクラウンユーザーに対しての大切にしていると思いというのが
伝わってきました。こういう細かい使い勝手まで熟考されているのは
さすがだなぁと。
次に買う車の候補は、クラウンか。しかしいかせん高くて現実味がないですね(芝爆)
マークXが昔のマークIIくらいのクオリティとデザインがあれば問題ないんですけど
それは今の時代難しいんだろうなぁと。
今回は1人で10分ほどではありますが、ゆったりと試乗させて頂き
途中で停めて、写真なんぞも撮ってみました(爆)
最初の写真もそうです。
リヤショットです。写真を撮ってて思ったんですが、クラウンクラスは
やはり大きいですね。でも意外に運転はしやすいのがまた良い所だと思います。
こちらは、メーターです。最初に書いたマルチインフォメーションディスプレイ
も
大変見やすいです。6月発売のハイブリットは、トヨタ初(世界初?)の
全面フル液晶ディスプレイのメーターらしいので、こちらも早く実物を
みてみたいですね。クラウンハイブリットの場合は、ノーマルモードと
スポーツモードでは、メーターのフチの色が違うという液晶ディスプレイの
特徴を如何なく発揮しているらしいのでこれにも期待が掛かります。
とちょっと今日は長いブログになりましたが、最後まで読んで下さり
ありがとうございました。m(_ _)m
ここに書いた内容はあくまでも私一個人が感じた感想・内容なので
それを踏まえた上でのご参考として下さいね。