
ついにというか、この間の14日の土曜日から
車検にでしておりまして、代車を借りました。
代車は、1ヶ月前から予約しておりまして
楽しみにしていた車でした。
今、ディーラーで代車として用意しているのは、
・プレミオ1.8(今年はじめに借りたアレと同じ新車)
・ラクティス(今年はじめに借りた、青い車)
・カルディナバン(今年はじめに借りた、長いことある代車)
・プリウス(先代の20系)
・GX100マークII(その1)前期
・GX100マークII(その2)前期・後期不明
の6台ありました。私が目をつけたのは、当然GX100マークIIの
『その2』である車両でした。これは今年4月に代車として配備された
車らしくて、ひょっとしたら、後期に乗れるかも知れない?と
言う淡い期待を抱いて、1ヶ月前に予約を入れて、確実にこの車両を
貸して貰えるように手配してもらっておりました。
どうして、後期にこだわるかといいますと、100系では、
前期と後期で2.0リッターの直6エンジンの仕様がモデル半ばで
変わったという、珍しい車で、一番の量販グレードでこれをトヨタが
やるのは非常に珍しいことでもありました。
エンジンは、いわずと知れた、トヨタ直6の名機 1G-FEで
前期と後期では、エンジン型式は一緒でも内容が全く別物といっていいほど
激変したエンジンでもあるので、後期はまだ運転してこと無かったので
乗りたかったエンジンひとつでした。
数値的にみても
前期 140PS 可変バルタイなし
後期 160PS 可変バルタイのVVT-i付き
と、20PSも差があり、なにより最近のトヨタ車では当たり前の装備となった、
低中速でモリモリトルクを出して乗りやすい可変バルタイのVVT-iがついている
ので、非常にそのエンジン搭載車に乗りたかったという次第です。
燃費とか考えたら一般人だったら、上記ラインナップだったら
旧型でもプリウスを選ぶでしょうね。でも私は100系マークIIなのです(爆)
前置きか長くなりましたが、当日、目の前に現れた100系マークIIは
前期でした (^^ゞ
あら~残念!と思いつつもまぁ、100系マークIIだし良いかとドアを開けてみると
(・-・)・・・ん?何かおかしい???
オーディオは、MOPの6SPのCDが付いているやん、エアコンパネルは、デジタル表示の液晶。
デジタル表示の液晶???
慌てて、テールを確認しました。
写真は改めて別のところでとったものですが、グレードエンブレムのところに
確かにある“2.5”の文字。そう、代車管理表には、確かにGX100と書かれていたので
2.0の1G-FEと思っていたら、2.5の1JZ-GEだったんです。代車で1JZ-GEに乗れるとは。w(゚o゚)w
これは嬉しい誤算でした。100系の2.5と3.0は、2.0と違って、前期、後期で
エンジンの仕様が同じですし、100から可変バルタイのVVT-i付きに進化してますから、
前期、後期どちらに乗っても同じです。
(注:後期ツアラーSの1JZ-GEだけ、4速AT→5速ATになっているという変更はあるが基本は同じ)
81に搭載されたいた時の1JZ-GEに比べて直噴仕様になる前のパワーのある、VVT-i仕様の
1JZ-GEに乗れるとは思ってなかったので、非常に嬉しかったです。
とりあえず、ディーラーから自宅まで帰る時運転しましたが、いつもの自分の車のように
軽くアクセルを踏んでも非常に力強く滑らかに発進、そして加速も1G-FEに比べて
トルク感があり、乗りやすいと感じました。しかし、どこか1G-FEっぽいところもあるのは
なぜ?
どういう事かというと、確かに、2.5リッターで力強いんですが、どこか違和感のある
感じなんですよ。かといってパワー不足とかというのではなく、何処となくです。
この表現は難しいんですけど、長年1JZ型エンジンに乗っているという体感経験からくる
違和感でも言いましょうか(^^ゞ
アクセルをグっと踏むと確かに段付きもなく、力強い感じはするのですが、本来の
エンジン性能からすれば、もっとシルキーにというがあるんです。信号停車時の微量に
伝わってくる少し気になるエンジン振動音などもそうです。
その謎は、後ほどすぐに氷解しました。そう、燃料=ガソリンです。
代車の為、本来ハイオク仕様のエンジンの車にレギュラーを入れられているのです。
非常に勿体無い話です。正直、燃費も本来のものより落ちています。
今日(日曜)1日乗ってましたが、明らかに燃費が良くないです。VVT-i付きの1JZ-GEだと
街乗りでも7~8km/Lは走るはずですが、私の思うに、6~7kmくらいしか走ってない感じでした。
アクセルもそんなに踏み込んでないし、だいたい、2,000rpm~2,500rpmくらいでした。
流れているときは、1,500rpm前後なんで、そんなに燃費が悪い乗り方でもないですしね。
ちょうど、車内が汚いので、車を掃除していたら、10月下旬に借りた人が入れた
給油明細が落ちていたんです。そこには、思いっきり「Rガソリン」って書いてありました( ´・ω・`)
ちょうどディーラーから車検の事で確認の電話があったので、その時に
ガソリンはレギュラーかハイオク、どちらを入れれば良いかを確認しました。
答えはレギュラーでした。長い間、私が乗るのであれば、ハイオクを入れますが
一時的に乗るのに、ハイオクとレギュラーのチャンポンはよくないので、
私の意には反しますがレギュラーを入れることにしました。
走行距離を見ると、なんと 44,000kmとなんとも少ない距離でビックリしました。
ウレタンのステアリングやシフトノブの擦れ具合からみても実走行で間違いない
感じではありました。
借りるときに、ディーラーの担当者の方から、ダッシュボードが
浮いているんですよとのこと。確かに、物凄く浮いています(^^ゞ
プラスチックでなく、ソフトバッド素材ならではですかね、この浮き方は(笑)
エンジンルームも見てみました。確かに、1JZ-GE VVT-i仕様の直6の2.5リッターです。
オイルフィラーキャップやヘッドカバー部なんかはオイルがにじんでいたりして
非常に勿体無いと感じたものでした、貴重な直6なだけにね。
また、レギュラーで乗られている事を思うと、このエンジンが不憫でならないとも。
またハイオクを入れて本来のエンジンの性能を復活させてあげたいとも思うのですが
もう二度とないのでしょうね。良いエンジンなだけに非常に勿体無いと思います。
そしてもう一つ気になったのは、ラジエータ周辺です。噴いた後がそのままの状態で
白く固まりになっているのも、悲しい感じがしました。前の時みたいに長期の代車で
あれば、洗車してキレイにしてあげたりもしたんですけどね。(>_<)
こんな状態でも普通に乗って走るというのは、何ら問題なくこなしてくれるのは
さすが、マークII、さすがトヨタ車です。不具合も何も感じません。
しかし、本来の車の姿を知っているとその能力が失われているのも分かるので
複雑な思いがありますよね。こういう時は、普通の人のように知らない方が良いのか?
とも思うこともありますが、いやそうではない、私の所に来た時だけでも、少しでも
気持ち良く車本来の姿にという思いで、乗ってやるのが良いのだと思いました。
とりあえず、洗車場で、ゴミだらけになっていた車内だけでもと思い、マットを外して
から、一気に掃除機をかけてキレイにしました。
助手席の下からハイチューの食べ残しの1つが出てきたのはねぇ~┐(´Д`)┌ヤレヤレ
即ゴミ箱行きです。
お陰で、シートとボティやセンターコンソールの間に落ちていた汚いゴミはなくなり
スッキリと乗れるようになりました。そして、1日運転を楽しみ明日の晩、帰ってから
返却となりました。(平日は乗れない為、実質この1日が堪能の日でした)
そうそう樹脂レンズの変色の違いというのが間近で見れたのも大きな収穫?でした。
運転席側(向かって左)のヘッドライトは一度交換しているようでした。
助手席側(向かって右)は、新車時からのみたいで、黄変がかなり進行してました。
写真ではわかりにくいかも知れませんが、きれいと思われる運転席側の上部辺りも
少し黄ばみの症状が出始めていました。樹脂レンズってちゃんと手入れしないと
こうなりやすいんだなぁと実感した瞬間でもありました。
事故で運転席側のヘッドライトを交換したのかな?と思って、エンジンルーム内を
みましたが、特にフレームやボディまでいっている修理をした跡などは見受けられ
なかったので、ヘッドライトだけ何らかの損傷とか雨漏りして変えたのかな?と
いう感じでした。もし自分なら、TRENT(トラント)TOURER(ツアラー)の
ディスチャージ(HID)のを入れますけどね(爆)
今回は、ひょんなことから、2.5グランデと予想もしなかったグレードの車を
代車で乗ることが出来て、大変良かったです。次の2年後には確実にないと思う
この車、その寿命まっとうまでがんばって走って欲しいものです。
みなさん、代車と言えど大切に乗って欲しいと思う今日この頃です。
