
先日のツーリングでちょっとしたトラブルがあったと、
ハマタクさんも私もこのブログで書きましたが、今回は
それについて書きます。
今回またしても“琵琶湖ツーリング”でのトラブル発生
となりました。ついてないというか何と言うか(^^;
これで3年連続この夏の琵琶湖ツーリングで何か
起こっています。(^^;
おととしは、ツーリング3日前に、クランクプーリの脱落
去年は、、オルタネータの突然死
そして今年は、走れなくなるという症状ではありませんでしたが
トラブルは、奥琵琶湖ドライブウェイで起こりました。
集合場所から道の駅へと特に問題もなく快適に走行しておりました。
そして、奥琵琶湖ドライブウェイに入り、山頂目指して上っている時
でした。片側2車線の一方通行になった道路で、前に行く車を追い越し
車線から追い抜く時に、アクセルをグっと踏み込んだ時でした。
いつもなら、ターボランプも付いてブースト計も正圧の位置に針を示し
ターボ車特有のぐぐっとくるトルクフルな加速で軽やかに坂を上って
いくのですが、この時は違いました。
アクセルをグクっと踏み込んだ瞬間、一瞬、いつもの加速が来ると
思いきや、ガガッっと一気にトルクダウン。そして、鈍い加速。
別段、白煙を噴いているとか警告灯などかついている様子もない。
いつもは点くはずのターボランプは付かないし、ブースト系をみると
不圧の部分の表示で、アクセルを踏み込んでいた時も正圧を超える事は
ありませんでした。
アクセルを踏み込んでもいつもの加速とは違うのは瞬間に分かったので
直ぐにアクセルを戻し過度なアクセル踏み込みは止めて、おとなしめに
走りました。
その後山頂駐車場に着いた時に、大井さんにこの事を伝えましたが
その時はまだちょっとおかしい?くらいにしか思ってなかったし
この日は大変暑かったので、暑いからブーストダウンしていたのかも?と
思ったくらいでした。それにしても全くブーストが掛らないってのは
おかしいとは思ったんですけどね。
そして今度は北近江リゾートへ向かうため下山したんですが、その時にも
一度、加速する時がありまして、アクセルを踏み込みますが、全く
ターボ車特有の加速がなく、鈍い加速・・・
メーター内を見ると、エンジンは3,000rpm以上回っているのに、ターボランプ
が付いていない。ブースト計を見ても相変わらず、不圧のままで0以上に
ならない。確実にタービンによる加給が掛っていないというのが分かりました。
これは、絶対おかしい何らかの原因があるはずだと核心しました。
北近江リゾートに着いた時、駐車場でボンネットを開けて確認をしてみました。
タービン周りから見てみたのですが、特に問題はないようでした。
そんな時、横から大井さんからの一言「外れてる!」と。
見事にICのパイプが外れています。これを見た瞬間、全てを理解
しました。そりゃあブーストが掛らん訳だなと。ホースを止めている
バンドが、完全に閉まってなく、パイプにちょこっと止まっている
感じでした。なので、サージタンク側にパイプを差し込んでも
直ぐに外れます・・・
このパイプは、今年の春先にディーラーで新品に交換したものです。
どうもディーラーの整備不良?の可能性が高いです。
こんなとこ、見てはいるもののまさか、きちんと閉まってないなんて
思いもしませんから、ディーラーも信頼してますから確認なんかも
しませんでしたし、普通こんなのが外れるなんて思いもしませんから
盲点でした。
再度、パイプを差し込んで固定しました。手元にソケットレンチがなく
車載工具のドライバーとスパナで固定しました。
オフ会終了後、早く帰りたかったので、ETC割引もあるしという事で
近くの北陸道の木之本ICから高速に乗りました。
まずは、ブーストが掛るか軽くテストしてみましたが、バッチリ
直りました。ほんとホッと安心しました。そして、気良く走っていたら
北陸道から名神に合流した時、大阪方面は、上りになっているので
ロイシンから合流して、追い越し車線に入り、アクセルをぐぐっと
踏み込んだら、またあのガガっとなって、失速。アクセルを踏んでも
加速しません。そうまたパイプが外れたようです・・・
パイプの締め付けトルクが弱かったようで、次のSAである多賀SAに
緊急PITイン。そこでボンネット開けてみると、上記写真のように
またIC(インタークーラ)のパイプが外れていました。orz
再びパイプを接続してパイプのホースバンドの取り付け位置を再度
見直し、サージタンク側へ5mm~10mmほど移動し、手持ちの工具で
今度は出来る限りボルトを締めるて、再び走り出しました。
今度もドキドキしながらアクセル開度を強めるテストをして
なんとか無事にブーストが掛って走れるようになりました。
街乗りでは、そうそうアクセルを踏み込んでブースト圧を高めるような
乗り方を殆どしないので、パイプの締め付けが弱くても外れないで
走れていたんですが、今回の山坂道や高速での合流した後、坂道での
加速でアクセルを踏み込んだ際に、大きなブースト圧が掛ったために
パイプが外れたんだと思います。
次の日に再度確認して、ソケットレンチでボルトを増し締めし
念のため、ディーラーに行って、再度確認と今回のパイプの件を
報告しに行きました。
前回の点検時に、オイルが汚れているとメカニックから指摘が
あっのたのですが、オイル交換してから1,000kmしか走ってなかったので
再度、チェックしてもらうようにいつものサービス担当の方に依頼しました。
そうしましたら、オイルは大変キレイでとの事。
前回のメカニックの説明はなんだったんだ???
サービス担当の方曰く、オイルレベルゲージをちゃんとふかないで
みたから汚れていたのでは?と言ってましたが、このオイルの件と言い
今回のICパイプの外れる件といい、最近の若いメカニックの方への
不信感が募りました。これからはちょっと今までとは違って、疑いというか
私もちゃんと確認しないといけないなと思った次第でもありました。
ちょっと煮え切らない感じではありましたが、長いディーラー付き合いなので
今回はちょっと不満ある対応でしたが、次回行った際に、しこりのないように
メカニックの方の作業内容を詰める話をサービス担当の方としたいと思います。
長いことディーラーと付きあっていると、良い事ばかりではなく、こういう事も
あるのも事実です。色々と本音で話せる担当の方なので、こちらの言い分も
理解して下さる方ですし安心です。ディーラーとの付き合い方は、この辺が
難しいんですよね。一元客はたまにしか行かない方で、今回のような事が
起こったら、きっと激怒してディーラーって、やっぱりな!となる原因の
ひとつですね。
