YUPITERU VE-E9910st  

夏が来る前に施工完了できました。リモコンから車内の気温が無線経由で分かるので、これで夏や冬に役立ちそうです。これで乗る前にエアコンが効かせられることを期待しましょう。夏は暑い関東、冬は雪降る北へ毎年行くので期待大です。

最新式で電波が遠くまでよく飛びます。実用距離2km, 見通しが良ければ12km（！）飛びます。LoRaというIoTで使用される送信方法で、小さなデータしか送ることはできないが省電力で長距離を飛ばす技術だそうです。


このスターターは輸入車取り付けの設定が無いので、色々と技を駆使してDIY取り付けです。リモートスターターを設置する際はイモビ対策で合鍵を1本車内に置く方法がありますが今回はセキュリティを向上させるため、そのような合鍵を使う方法では無いやり方で起動するようにしています。もちろん平時はこれまでと変わらずイモビライザーが稼働します。

取り付け手順を書いたら、説明が長すぎてみんカラに書けなかったので、こちらに取り付け作業手順をまとめています。
https://bit.ly/3u7kVo1

ドアロック／アンロック機能にも対応しました。これも輸入車対応をしています。
ゴルフに限らず輸入車はデッドロックがあるので、、、日本車の施工のようにエンジンスタータのドアアンロック信号を車両ドアのアンロックボタンに割り込ませるだけではロックが開きませんね〜。

ついでに車の整備中に誤ってリモートスタートしないような安全対策として、ボンネットオープン状態ではスタートしないようにしています。またバレットスイッチも設置し、スイッチオフ時はリモートスタートができない機能もつけました。これはタイヤ交換などボンネットを開けない整備をする時に使います。
これらスタータ無効状態の時にリモコンを押すと、リモコンの液晶画面にエラーが表示されるようになっています。


それから、こちらの施工直後の動画を後でゆっくり観てみると、動作がちょっとおかしいことに気がつきました。車内のACC電源起動の電装品がエンジンスタート時でも点きっぱなしですね。本来、セルモーターを回すときはセルモーターに電力を集中させるのでACC電源は消えるべき。ということで、これはエンスタの設定で挙動を修正し解決しました。
関連動画：https://youtu.be/I8gdwA5VQPk