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1990年代、フランスのルノー城に、プラスティッキー姫という名の、満島ひかりクリソツの美しいお姫様が生まれました。

プラスティッキー姫は、赤ちゃんの頃から全く変わらずツルツルピカピカ、お化粧の必要もない程の美肌で、お肌のお手入れも、すっぴんに布でサッと拭く程度で十分でした。

2000年代に入り、プラスティッキー姫が思春期に入る頃、どこからか黒柳徹子クリソツの老魔女が現れて言いました。「プラスティッキー姫、そのツルツルピカピカで素朴なだけのお肌では、お隣のドイツ国やら遥か東洋のジパングで王子様にモテませぬぞ。トヨタ姫のような、もっとしっとりとした、艶消しの本革やバックスキンのような高級感のあるお肌の方がモテるのです。そこでこのプロテインコートです」

プラスティッキー姫は魔女の言う通り、お顔まわりのお肌にプロテインコートを施術しました。魔女の言う通り、トヨタ姫のような艶消しのしっとりとした手触りのお肌に変わり、王子様からも好評でした。

そして王子様と結婚して高温多湿のジパング国に駐在した頃、プロテインコートのお肌に変化が。プロテインが高温で溶け出し、ベトベト、ネチャネチャに。ペットが肌に触れるとその毛がこびりつき、あわてて布で拭き取ろうとするとその布の繊維までこびりつく悲惨な有様です。拭けば拭くほど汚く醜くなる肌。まだ10代なのに。まさに、このプロテインコートを勧めた黒柳徹子クリソツの老魔女にクリソツなボロボロのお肌になってしまいました。

そんなある日、王子様がNリムーバーという秘薬を手に入れて来ました。「プラスティッキー姫、僕はプラスティッキー姫のあるがままの素朴な姿が好きなんだ。プロテインコートなんか要らないよ。だからこの薬で顔を拭いてあげるよ」

王子様がプラスティッキー姫の顔をNリムーバーで拭くと、あら不思議、黒柳徹子クリソツの劣化したお肌がみるみるうちにボロボロと剥がれ落ち、元の満島ひかりクリソツのツルツルピカピカのお肌が現れて来たのです。王子様はプラスティッキー姫にあらためて惚れ直しました。

おしまい。


いやあ、流石に黒柳徹子は無理ながら、とと姉ちゃん見ていて大地真央は60でも全然行ける、と思っていましたが、やはり満島ひかりですね。ベタベタ剥がすとツルツルピカピカ。