シム調整

やっと走行できるようになったものの、なんか全然パワーがありません。しかも加給がかかるとガラガラと金属音がします。
さすがにおかしいのでディーラーで診てもらうと、バルブクリアランス・ノッキング・小メタルの打音などいくつか可能性があると言われました。
小メタルでないことを願ってエンジンを開けてみることにしました。
エンジン組んでからまだ20ｋｍも走ってないのですが。

カムホルダーのOリングを新品に変えたのにプラグがオイルまみれ。
これは一体…

変えたばかりのタイベルカバーのパッキンがオイル漏れでもう伸びていました。
全然走行してないのに漏れ続けてたのでしょうか。

バルブクリアランスを測ってみると、規定値内に全部揃えたはずがバラバラ。ひどいところは0.20が0.30まで広がっていました。
そりゃパワーも出ないはずです。
シム調整のついでに、オイルがだだ漏れだったカムホルダーも外しました。

クランクボルトのサービスホールの蓋が、スーパーチャージャーにピッタリ合うのを発見。
雨が入るのを防げます。

ディーラーで教えてもらったのですが、ギアが二重になってる方のカムは、ギアに開いているボルト穴を合わせた状態で組まないとダメらしいです。
これをやらずに組むとギアにガタが出るので、エンジンがやたらとうるさくなるとのこと。スプリングの反力でバックラッシュを防止してる感じでしょうか。
今まで知らずにそのまま組んでたので、うるさいエンジン音もそれがノーマルだと思っていましたｗ

JBウェルドの液体ガスケットがすぐ漏れてしまったので、今度は整備書指定の3Mの灰色ガスケットを購入。

今度は漏れないように、シンナーで念入りに脱脂してガスケットを少し多めに塗ってみました。