インプと東北旅日記　その11　宮城県仙台市若林区

すっかり間が開いてしまいましたが・・・
東北の沿岸部を巡る旅、 ３日目があと２つほど残っていますので、
続けたいと思います。

松島を巡った後は、仙台市の若林区へ。
ここは沿岸部からかなり離れた場所まで浸水し、
多くの方が亡くなった場所でもあります。



訪れた時は、稲が収穫の時期を迎えていました。
塩水で浸された広大な土地を直し、
２年で稲作が出来るほど回復させた、人々の力。
すごいですね。



２年半前に訪れた時は、見渡す限りガレキの場所でした。
波に流された車の残骸も、たくさんありました。
それが嘘のように、平穏な風景が広がっていました。



しかし住宅地には、被害に遭ったまま放置された家もまだまだあります。

しかもこの住宅は新築して間もないのに、津波にやられてしまったのでしょうか。
家が新しい感じですが、１階部分がすべて冠水したような跡があり、
そのまま放置されているみたいです。
胸が痛みます・・・



庭は雑草が生い茂り、
部屋にはクモの巣が張って、時間の経過を感じます。
切なさに言葉を失いました。


次は最終回、常磐道を通って福島県富岡町に向かいます。