カメラ講座・愛車を風景と共にカッコ良く撮るコツ

「カメラ買ったんですけど、愛車を風景と一緒にカッコ良く撮るコツありますか？」
と聞かれましたので・・・
先日のご近所散策の時に、いろいろ撮影してみました♪

まず一番大変なのは、
「愛車と風景を一緒に撮れるロケーション探し」
なんですよね・・・(;´Д｀)

これが意外に少ない！！（特に都心は）
il||li _|￣|○ il||li

交通量も少なくてジャマにならず、
景色の良い場所。
まずは頑張って探しましょう（笑）
ｷｮﾛ(･_･｡)(｡･_･)ｷｮﾛ


写真は「見せたいモノを中心に」すると、平凡な写真になってしまいます。
だいたい画面を三分割して置くと、良い写真になりますよ！

この写真の場合、インプを三分割した左下に配置、
水平線・地平線を上２／３ラインに配置しています♪

ちなみに今回撮影場所に選んだポイントは、
インプを停めた反対側の斜面に農道のスロープがあり、
高さも自在に変えられる貴重な場所です（笑）
( ´艸｀)ﾑﾌﾟﾌﾟ


まずは通常の目線で撮ってみました♪

これも先ほどの三分割を応用した構図です。
右下にインプ、左上に富士山を配置して撮影しています！

これでも充分ですが、もうちょっと変化を付けてみますね。


少し目線を高くして、ちょこっとだけ望遠にしてみました！
２段脚立を使う程度の高さです。

前の写真と見比べて貰うと、手前に街が入って
富士山との遠近感が強調されますね！
(￣ｰ￣)ﾆﾔ...


さらに斜面を上がってみました！

インプは小さくなりますが、
風景に溶け込んだクルマという感じになります。

ここで大胆にも富士山をカットして、
やや望遠にしてみましょう！


キレイな富士山をカットするのは度胸が要りますね・・・
でもスッキリした構図になりました♪

ついつい写真にあれこれ入れたいのも分かりますが、
切った方が良い場合もあります。
（^口^；）


山の稜線は切れてしまいますが、インプを強調するため、
ちょっと目線を下げて望遠にしました！

インプをメインにするか、
風景をメインにするかの分かれ目ですね！
この判断は自分次第です。
σ(･д･｡)


さらに目線を下げて、インプと山の稜線を入れてみました。
これでも若干、通常目線より高いくらいです。

目線の高さを変えると、風景が変わる
というのがお分かり頂けたと思います！
あとはお好みです！

ちなみにカメラに詳しい方は
風景を見せる場合、基本的には
レンズの絞りについてはＦ１．４～３．５といった解放より
Ｆ８～１６といった絞り気味で撮影した方が良いですね！

ただし上の望遠で山の稜線を切った写真などは、
インプを際立たせるためにあえて絞り解放で撮影しています。

さて、次はレンズをどうするか、です！


この場合、背景の富士山とインプの存在感が半々のバランスになるよう、
５０ｍｍ（フルサイズ）で撮影してみました！


インプに近付いて、グッと強調してみました！
富士山は完全に脇役（笑）
これは２４ｍｍ（フルサイズ）で撮影しています。

上の写真と比べてみて、
同じモノを撮影していても、ずいぶん印象が変わることがお分かり頂けたと思います。

広角は近いモノ、望遠は遠いモノを撮る時に使う、
と思われがちですが、このように効果を考えた使い方も存在しますよ！
ｺｺﾃｽﾄﾆﾃﾞﾙｮｰ(*´・д・)_／

最後に、同じ場所でも角度を変えて撮影してみました。


これは何も考えず、普通に撮影したものです。
インプは中心、背景はやや絞り気味のボケ具合です。


ちょっと自分の位置とカメラを動かしてみました！
インプのノーズを右に寄せることで、
左後ろの道路が見えて距離感が生まれました。

さらにレンズも解放にして後ろをぼかしてあります。
インプが浮き立って見えますね♪
上の写真と比べると、変化がお分かりいただけると思います。
((*´∀｀))

コンデジでも応用は可能です！
ちょっとの工夫で、写真がグッと引き立ちますよ！
ぜひお試しあれ～♪
ヾ(●´ω｀●)ノ