
8日間2625キロ・秋の西日本旅、6日目その2。
丹後半島・伊根の舟屋を見た後はまっすぐ南下し、
与謝野町加悦庁舎にやってきました。
(*^^*)

この庁舎の後ろに加悦鉄道の線路跡があります。
かわいらしい車両がトコトコ走る姿に大変人気が高かったのですが、
1985年(昭和60年)に廃止となってしまいました。
線路は現在、遊歩道として整備されていますが、
路面に線路のデザインが施されています。
かつての雰囲気が偲ばれますね
(・´з`・)

そしてこの庁舎にある円形の広場は、
かつての加悦駅構内にあった転車台でした。
形をそのまま残しているのが粋です
(∩´∀`)∩

大正15年に建築された旧加悦駅は、
藁葺屋根が多かった時代に洋風のオシャレな建物で、
新しい町の象徴となっていたようです。
平成13年、建物を曳き移転したそうです。
入りたかったのですが・・・休館日
土日祝日のみ開館だそうです
(´;ω;`)

外から見えるのは明治6年にイギリスから輸入され、
大阪~神戸を走った機関車。
国の重要文化財に指定されています
(≧▽≦)
その後ろには小さなかわいい二軸の客車が・・・
う~ん、近くで見たかった!

もう少し南下して道の駅シルクのまち・かやに到着。
(*^^*)

この道の駅のすぐ向かいには「加悦SL広場」があります。
白い建物は大江鉱山駅です。
が・・・

施設は2020年に閉園してしまいました。
近寄ることも出来ません
(*_*)

あれは・・・南海貴志川線で活躍した1200形!
貴重な車両が荒れていく・・・

陸橋から園内を見ると、転車台が。
その向こうにはラッセル式雪かき車!

蒸気機関車、C57とC58が・・・
保護のブルーシートも破れ、悲しい状態に
(;´Д`)

前面に荷物用のバケットが付いたキハ101は、
片側1軸、片側2軸というユニークな片ボギー車で、
日本唯一の現存車。
その手前の給水塔も小型でカワイイ
(・∀・)

バス窓のキハ10も昭和28年ごろの車両。
初めて液体変速機を採用し、現代の気動車の基礎を作った金字塔。
富士重工もこの車両を製造したそうです。
728両製造されましたが、現在に残るのは5両。
そんな貴重な車両が、なすすべもなく・・・
((+_+))
悲しみの線路跡訪問となりました。
貴重な車両たちに、新しい活路が早く見つかることを願うばかりです。
続く!
Posted at 2022/12/15 20:31:39 | |
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