
小春日和の午前中
茶色い景色の中、ラクダと散歩してきました
山の散歩、まあとくに珍しいことでもないのですが
今回、久しぶりの(^^;ひやり劇とあいなりました
数日前のこと、
これもまたずいぶんと久しぶり(10年ちょっとぶりか)に、花の都の真ん中へ足を運ぶ機会があり
なめていたところもあって(^^; 迷ったりもして、結局は2日間で3万歩以上は歩いたのではないか・・・まあ、足首が痛くて・・・
それでも、寸暇を攻めて、上野のアウトドアショップを覗いてきました
べつに、今買う必要もなかろうし、もっとじっくりといつものようにネットで調べ熟考してからでもよかろう・・・とも思ってはいたのですが
・・・トランギアのアルコールストーブ・・・まあ、これはいつかは手にせねば!でしたので、まあ(^^;レジへ
いろいろ触っていると・・・小さめのチタンのコッヘルに目がいってしまって(^^;
必要かなぁ?使わんだろうなぁ(^^;このサイズ
お上りさん気分もあってか(^^; 結局はストーブとセットでのお持ち帰りなのでした(*^_^*) そう、いつも、自分へのご褒美いや、おみやげか? は忘れないのです・・・このおっさんは
ということで
このミニマムセットをもって、標高を上げてきました
いつもよりも、ずっと軽荷で、ラクダもラクだぁ~(*^_^*) 笑ってます
アルコールストーブを使ってみるか・・・
諸先輩方の作法をみて、いいなぁ(*^_^*)とも思っていたのはたしかなのです
ただ、僕にはやっぱりガソリンストーブがあるしなぁ
ふと
会社の倉庫の棚に、たくさんたくさん箱にはいっているではありませんか!
工業用アルコール500cc
ときどき、ネコババしても態勢に影響はない
(数本もらいますよ!と係の者に言えばもらえるのですが)
ジツに思うのですよ(^^; 陳腐なサラリーマン根性のワタシ
・・・どうせ安いモノなのだから、自分で買えばよいものを・・・と
でも、妙にシアワセなのだからしょうがないのです
で、
この今回仕入れた、小さなチタンコッヘル
晩飯は適当に、寄せ鍋なんぞ食って
朝飯
軟体な食材だと、なんとかなるものですね
独りだと
どうしても、朝飯後にゆっくりまったりっていう領域に突入できないでいるワタシ
せっかちなのでしょうね
アルコールストーブのデビューも果たしたしで
帰ろうかとも思いましたが、天気がなんとなく良い! 暖かい
遠回りのルートを選び、昼前までには余裕の帰宅という設定でテン場を後にしました
走り慣れた舗装路を下っておると、4輪では目に付かない(ジツはわかってはいる)枝道が目に入ってしまって(^^;
ナビを見ると
黒い実線の先には、あの怪しい点線が繋がっていて、それがメインルートの先へ到達している・・・
黒い点線は、ラクダでは難しい(^^;ってことは、経験上熟知しておることはたしかなのですが、やっぱり向かってしまうのですね
↓この山地図モードがイケナイのです
↑なんか、行けそうな気がしてくるのですヨ
途中
猟友会の方の軽トラ数台を確認しました
道もこんな狭くなると、勝った!オレとラクダの天下だ!!
嬉しくなる瞬間ですね(やっぱりオレは変わっているのだろうか)
大ススキと落ち葉の道
気をつけなければならないのは、路面状況が把握できないってことですね
隠れている、こぶし大の石に乗り上げ、転けそうになることしばしばで(^^;
ゆっくり進むことが最善策なのです
しかし
人の手が入りにくい状態となった林道
水にやられますね、やっぱり(^^;
谷部では、暗渠が詰まり、あふれた雨水が路面を壊す・・・
大雨の後でもあり
小さな池ができていました
と、
そこに、綺麗なしっぽの雄のキジ
なぜか、逃げない
その間、まあ数秒ってところだったかとは思いますが
ガサガサと地味な雌キジが藪へ逃げ去っていきました
それを見届けてから(という感じで)、雄のヤツも同じ方向へ消えたのです
ぽかぽか暖かいし、夫婦で水飲みか、水浴びでもしていたのでしょうか
敵と対峙し、その間に嫁を先に逃がす
勇敢なオトコキジでしたね(*^_^*)
見習はねば!です
山の中、ホット独り感動しておりました
さて
この先がモンダイで(^^;
道の半分は川
行くには行けそうなのですが
この先も、こんなやばそうなところがたくさん現れそうで、モチベーションも大きく削がれてしまいます
ここを行ってまた引き返すことになるなんて(^^; めんどくさい
重心が表側にいかないようにと、気をつけてはいました
・・・が、一瞬!急に谷方向に倒れそうになり(^^;
ここで諦めたら、ラクダは谷底だ!・・・そんなこと、思っても思わなくても
・・・いや、思うこともできず、ただただ、うおっぉぉぉおおっと全身に力を込めて耐えておりました
荷物が重ければ、谷底だったかもしれません
もう、横着せず
タイヤの空気圧をぐっと下げ
ゆっくり押し歩きでした(^^; ジツに怖かった(^^;
もう、ここを通るのはゴメンですm(_ _)m
できれば先へ進みたい
ナビの山地図の
黒い点線の始まり地点に到着
右下方向と左上方向に、まだなんとか行けそうな道が確認できる
が、もう、なんかめんどくさくなっちゃって(^^;ですね
右下へ降りると、程なく、下の舗装道へ繋がってそうな感じがしております
状況的には、いつもの神南山の作業道的なもの・・・
ただ、急な下りで、もし、届かなかった場合、ここへ戻ってくるのは(^^;たぶん、ムリ
しかし、あきらめが悪い
ならばと、ラクダをここに待たせて、右下の小道を徒歩にて斥候してみることにしました
距離的には、たいしたことない・・・たぶん
山靴の凸凹底を食い込ませながら、すたすたと降りていくこと200mほど
さっきの沢水が流下しているのでしょう
めんどくささ90%てな状態となってしまいました
もう、斥候もヤメ(^^;
ふぅ~ 、戻ろう
急坂をふぅふぅ言いながらジュル道にかじりついておったところ
・・・電話が!
「どこいっとるんぞ!このバカが!!息子らの昼はどーするんぞ!いま、どこにおるんぞ、バカが!・・・・・・」
怖いばあさん(実母)からの現実弾!!!
そういえば、嫁は出かけると言っていたなぁ(^^;
四国カルストの東斜面あたりの林道でオトコの勝負を仕掛けている・・・なんて(^^;説明、通じるわけもなし
それこそ、めんどくさいので、返答せずに、ブチッと切りましたが(^^;
50を遠に越えても、ガキですな(^^;オイラは・・・
改めて、そう思わさせていただきましたm(_ _)m
戻ると決めたら、けっこう簡単なもので
心配していた、あの崖道も山側偏荷重押し押し作戦にて難なくクリア
元の県道へたどり着くと、どっと安心感に浸れます
大げさかもしれませんが(^^;もう恐いもん無し!ってなことになります
対面の山にクネクネ引かれている林道らしき線
場所的にはだいたいわかっていますので、次回、探索してみましょう
あとは何処かで昼飯食って、帰るのみ
R197の道の駅で、炊き込みご飯の弁当でも・・・と思いきや
ラーメン屋が併設してある!(よく立ち寄るのに知らなかった)
みるからに、スルー的店ですが、店番か?料理人か??よくわからん、じいちゃんが一人暇そうに座ってお茶などすすっておって
まあいいかと、注文した
定番メニューらしい?! 雲の上ラーメン
どこをもって、雲の上なのか?
素朴な疑問も沸きましたが・・・
じいちゃん、お茶と梅干しご自由にどうぞm(_ _)m とのこと
お茶にナゾのラーメン、そして梅干し・・・
遊び疲れた心身、微妙にほぐしてもらえたような感じもしました
楽しかったです
・・・ ・・・ の締めでは、小学生の日記としても、先生からOKはもらえませんね
なんで
見知らぬ林道、作業道へ突っ込んで行ってしまうのだろう・・・しんどいことも少なからずあるのになぁ
あまり真剣に考えたこともありませんが(^^;
・走りにくい凸凹道を動力でチョボチョボ進む快感、体に伝わる大きな振動
・まわりがとてもとても静かである
・公に知られていないところ、自分だけの秘密の場所がみつかるかも
・暗い藪を抜けたそこには、壮大なビューポイントがまっている・・・かも
・もしかすると、とてつもなく近いショートカット道となっているかも
・
・
いろいろありそうなのですが、結局のところ(^^;よくわかりません
わかりませんが、気になって進んでいってしまうのです
かわいらしい好奇心ってやつでしょうね(おっさんには似合いませんが)
先生m(_ _)m これでどうか単位を下さい
その先が、気になって気になってしかたがないのです