V-Power愛好家の皆さんならご存知でしょうが、出光と昭和シェルのブランド統合後は商品性の差別化を図ったハイオクガソリンであるV-Powerの販売が終了します。
順次セルフSSからアポロステーションに切り替わっており、V-Power取扱SSが減少しております。
エネオス(JXTGエネルギー)が東燃ゼネラル石油と統合しヴィーゴが消滅し、ハイオクガソリンが統一されその波に飲まれる如く選択肢からV-Powerが消えてしまいますね。
残念ではありますが、エネオス及びコスモ石油が公言している通り
「オクタン価が99.5以上のサルファーフリー」ハイオクが各ブランドで販売されるという理解です。
世界的な水準から見てもオクタン価が99.5以上(100がベンチマーク)で純度の高く硫黄成分が無いに等しいガソリンを供給できるのは日本だけではないでしょうか?
高品質ではあるのは間違いありませんが、各ブランドの商品性は乏しくなってしまいましたね。
そこでV-Powerユーザーはアポロステーションに切り替わった後、どのブランドを利用するか悩むところだと思うのですが、
もしアポロステーションで他銘SSとバーター取引したハイオクが入手可能であれば継続して利用するメリットもあるのかなと考えます。
理由はエネオスよりガソリンの価格が安いSSが多い事。
地域差もありますが、品質面で変わらなければ継続利用もありかなと脳裏を横切りました
ただ、何回も出光興産のお客様相談室に問い合わせた結果、以下の様な回答がありました。
「今後はアポロステーションの商品規格を満たしたハイオクガソリンを提供させていただきますが、現時点ではその商品規格は公開できません。」とのこと・・・。
何故公開できないか理解に苦しみますが、以前からJXTGエネルギーから出光SSにハイオクガソリンを仕入れていた事があるとの事でしたが、スーパーゼアスの商品規格(サルファーフリーでオクタン価が概ね100)を満たした上での販売との説明を受けました。
今後もバーター取引は継続されるはずだと思うのですが透明性に欠ける回答は非常に残念でした。
間違ってもJIS規格を満たしたのハイオクは販売しないで欲しいですね(笑)。
*JIS規格上はオクタン価が96以上であればハイオクガソリンとみなされ、レギュラーと混合してオクタン価を調整しても法には抵触しません。
さて、アポロステーション・ユーザーになるかエネオス・ユーザーになるかは出光興産の説明次第ではございます。
次を考えて行動しないといけないですね。
しかし、V-Powerが入手できなくなると本当に困りますねf(^^;
V-Powerユーザーの皆様からもご意見聞かせていただけると嬉しいです。
以上、独り言でした。
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2021/06/05 06:57:08