12V→9V、6V等への電圧可変コンバーターの製作
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車内で12Vより低い電圧、6Vとか9V等の機器を使う時、機器に付属のバッテリーや乾電池等を使うか、AC100V出力にACアダプタを繋いで使っていました。
これではバッテリー切れがあったり、100Vの場合はエンジンを始動しなくてはならず不便に思っていたので、12Vから電圧を落とすDC-DCコンバーターを製作しました。
とりあえずは6V出力でよかったのですが、応用が利くよう、電圧を可変できる物を作成しました。
写真は6Vで動作するテレビをこのコンバーターからの電源で作動させているところです。
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回路は図のようになります。
一般的な3端子レギュレーターと端子配列が違いますので、分かりやすいように少し書き方を変えています。
可変型の特徴である電圧の調整は、VRを変化させて行いますが、R1が240オームの場合、計算して出力電圧をを求めれば、もちろん固定抵抗にすることが出来ます。
Vout=1.25(1+(R2/240))+Iadj*R2)≒1.25(1+(R2/240)) で求めることが出来ます。
使用部品は
R1 :抵抗 240オーム
R2 :抵抗 2.4Kオーム(LED電流制限用、LED無しの場合不要)
LED :パイロットランプ用(無くても可)
VR1 :半固定抵抗 2Kオーム
C1、C4:電解コンデンサー (10μF以上なら可)
C2、C3:積層セラミックコンデンサ(0.1μF、3端子レギュレーターの発振防止用)
D1、D2:ダイオード(逆流防止用、1N4007、無くても可)
その他、私の場合は余り物を使いましたが、ユニバーサル基板、ケース、レギュレーター用の放熱器、出力用コネクタ等(私はジャックを使いました)、放熱用シリコン、線材が必要です。
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基板の表裏です。
ケースの大きさに余裕があったので、回路図そのままの状態で基板に部品を挿し、半田付けしました。
回路図そのままと言っても、240オームの抵抗が無かったので120オームを直列にしています。
この時点ではまだ、パイロット用のLEDを付けるつもりがありませんでしたので、LEDは有りません。
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3端子レギュレーターは別基板(端材、穴が6個あればOK)に写真上のようにリード線をつけます。端子の上から順に、Adj、Out、Inとなります。
放熱器に固まるシリコンを使ってレギュレーターを貼り付けました。
入力電圧と出力電圧の差がが大きくなればなるほど発熱が大きくなります。6V時には写真の放熱器はかなり熱くなっていました。
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ケースの底から5mm程のスペーサーを介してレギュレーターを固定しました。さらにケース自体にも放熱するよう放熱器とケースの間にシリコンを塗りました。
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入力はシガープラグからのコードを基板に直付けですが、出力はジャックを使用しました。
家に転がっていた何かのケースですが、穴が大小2つ空いていたいたので、大きい方にジャックをつけ、小さい方にLEDをつけました。
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基板、レギュレーター、入出力を各々結線して完成です。
写真上側が入力、下が出力です。
入力のコードが放熱器に触れないようにする必要があります。
LEDは基板の入力側とジャックのマイナス間に割り込ませました。
新たに購入するのなら、ケース、基板はもっとコンパクトに出来ますが、3端子レギュレーターの放熱には気をつける必要があります。
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電圧は半固定抵抗にある黄色い部分を調整します。
とりあえず当初の目的である6Vに調整しました。
折角の可変型レギュレーターですが、このままでは6V固定と同じです。
機会を見て、3,6,9Vと切り替えられるよう、VRを回路を並列に入れスイッチで切り替えるか、VR自体をケースに付けて調整可能なようにしようかと考えています。
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