７００円までで作るロッドホルダー

余り物の水道用塩ビパイプで簡易ロッドホルダーを作りました。
材料を全部買い揃えても７００円ほどで出来ると思います。うまくいけば５００円で揃うと思います。

まず、塩ビパイプ（ＶＰ２０）を以下の長さにカットします。

フロント側：１，０３５ｍｍ
リア側：１，１１７ｍｍ

寸法誤差は２ｍｍ程度までに抑えないとうまく車両に取り付けられないと思います。

両端から３３ｍｍを写真のようにフラットに削ります。
綺麗にする必要なありませんが、削りすぎるとすべてが台無しになります。削る量は０．５ｍｍから０．７ｍｍくらいだと思います。

反対側も同じように削ります。削った面が水平に揃うようにします。水平にならないと、これまた大変です。


塩ビパイプ（ＶＰ２０）について。
内径２０ｍｍ、外径２６ｍｍのものです。
ホームセンターで１ｍあたり１２０～１５０円程度で販売されていますが、１ｍ切り売りのものでは長さが足りません。
上記の長さ以上の切り売りがあれば良いのですが、無ければ、水道工事屋さんなどに定尺の４ｍ物から切ってもらうことになります。

削ったところに、このような部品をつけます。
この部品にはビス穴が１個有りましたが、１個では心もとないのでその穴は使わず、ビス穴を２箇所とし、５ｍｍのタッピングビスでパイプに固定しました。

私は、スペーシアパイプの部品、ＰＪ－７０６（１個５０円）を使いました。合計４つ必要です。
イレクターパイプ用のＪ－１１３でも良いと思います。
イレクターのほうが若干大きいようです。

写真右下の図はスペーシアのホームページから借用しました。

パイプの上部（竿が載るところ）に、滑り止めのクッションテープを貼りました。１００円ショップで入手できます。

２列目、３列目のグリップにこのように引っ掛けます。
パイプが寸法通りにカットされていれば、左右とも綺麗に嵌るはずです。

これはフロント側（２列目）

リア側（３列目）

実際に取り付ける前に、パイプをクロスさせるのに使う部品を取り付けてみましたが、水道管外径と本来のスペーシアパイプの外径が１．５ｍｍほど違うためしっくりときません。

そのため実際にはこれを使っていません。

全体はこんな感じになります。
フロント側の方が、若干高い位置になります。

手持ちの竿を置いてみました。
載せたままです。固定はしていません。


この状態ではなく、クロスさせる部品を使わず、竿も固定せず載せたままの状態で３００Ｋｍくらい走行しました。

竿が落るとかの不具合もありませんでしたが、安全のためには、最低限の脱落防止措置をしたほうが良いでしょう。
軽く紐でくくるだけでも十分と思います。

見てくれはビミョーかも（笑）