ブラインドナット交換

シートを固定するボルトのうち、左が空回りして締めも緩めも不能になりました。
バイク屋さんに聞いたところ、ブラインドナットの共回りだろうとの事でタンデムシート側から覗いてみたら、やはり共回りでした。

シートを外せないと何も整備が出来ないので修理します。
いろいろ見たところ、マフラー側から小さいバイスプライヤーなら入りそうでしたので突っ込んでブラインドナットを挟みます。

なんとかバイスプライヤーにて挟む事が出来、シートを外す事に成功しました。
場所が狭く、裏にナットを入れるなど難しい場所なのでブラインドナットを打ちかえる事にしました。

ドリルで揉んで取り外す事が出来ました。
あまりバカでかいドリルでやるとシートレールまで削ってしまいそうですね。

シートレール内に打ち込んであったら破片を出すのが大変ですが、裏に何もない箇所だったのでそんな事は考えずに壊しまくりです。

外したブラインドナットです。
スチール製のようです。

しかも厚みがある場所なので苦労しそうです。

かしめ箇所の肉厚は４mm程でした。
結構厚いですね。
この厚みに対応可能なブラインドナットを探します。

ナッターを持っていないのでスチール製を打ち込めるか不安だったのと、失敗した際の処理が簡単なので、今回はアルミにしました。
細目サイズが全然無いなぁと探しながら思ったのですが、このサイズはバイクでも並目ピッチなんですね。
またバイク屋さんに聞いてしまいました。

こんな作業、そうそう無いと思うので今回はナッターは購入せずボルトとナットで締め上げてかしめます。
バイクやクルマのネジ類は強度があるのでアルミでしたら普通にかしめられそうですので。

22個入りって…そんなに要りませんが。

ピンボケですが、かしめられました。
締め上げて行くと徐々に手ごたえが出てくるので、ある程度の手ごたえが出た所でストップしました。

ちゃんとトルクを掛けても滑らず、シートが固定出来ました。
しかしアルミに鉄のボルトの組み合わせになったので、ボルトを最初は手で入れてあげないと曲がって入りやすそうですね。

この場所、楽なようで脱着しにくい場所なのでもっと簡単にシートを固定する方法が無いのか考えてみます。

次の課題は力が無いのでメンテナンススタンドを一人で立てるのが大変なので、耐久用Ｖ字フックですね。
07用なんてまだ在庫してるショップがあるのか微妙ですが…