こんにちは。
ただの「タチの悪い風邪」かと思っていたらどんどんヤバい実情が明らかになってきたcovid-19騒動。
クルマ通勤のおかげで3密は回避出来てる、はず💦
とりあえず、私は元気です。
今日はくろがね号のオイル交換でDへ。
黒Mazda化は遠いながら、屋内展示車を減らして商談テーブルの間隔を拡げ、換気にも気を遣っている事が窺える対応は好感が持てました。
当初1時間程です、と説明されてみんカラ見ながら待っていて、そろそろ時間だな、てタイミングで担当営業氏から
「X試乗します?」
との提案。
二つ返事で快諾したものの、さてはまだ作業終わりそうに無いなwと裏の事情にも想いを馳せてしまうwww
X、と聞いてMazda3と思いきや、CX-30でした。
ポリメタルグレーのCX-30、関東戦のアフターで運転させて頂いたbusakuさんのさーちゃん号とほぼ同じw
パワーシートでドラポジを合わせ、ミラーを調整して走り出す。
さーちゃん号と同じく上質な乗り味。
やっぱ良いわ、第7世代。
skyactivXの感想は?
と言うと、、、
普通に良いエンジンだな、としかw
マイルドハイブリッドで出足は軽く、回転の伸びはskyactivGゆずり。
回生ブレーキのせいか停止直前のブレーキコントロールがちと難しいが慣れの問題でしょう。
新世代マツコネ画面のSPCCIランプはほぼ点きっぱなし。
低負荷域がメインで、高負荷域では通常燃焼になる、と聞いていたのですが公道での信号からの発進程度の加速ではSPCCIでイケるようです。
試乗コースの内の登り坂でやや強めの加速を試して、エンジン回転が5,000rpmを超えたあたりでやっとSPCCIランプが消える程度。
かなりの範囲をSPCCIでカバー出来ているようです。
運転フィールはと言うと
「普通のskyactivGと変わらない」
1.5Gのくろがね号と比較してパワフルなのは間違い無いですが2.0Lの排気量なら妥当なところでしょう。
2.0G比でも更にパワフル、燃費も上回ると言う事で高効率を追求した目的は充分達成していると思います。
目的を達成している一方、画期的な新技術、と言う事で運転していても何か特別なものが感じられるかな?と思っていたのですが、それはほぼ無し。
でもこれ、ある意味凄い事だと思います。
画期的な新技術、そしてその結果として同排気量の従来エンジンより高いトルクをより低い回転域から発揮し、馬力も上回る。
それでいて代償、つまりネガティブな面はほぼ無く、従来型のskyactivGと同じように扱える。
操縦感に明らかな違いがある方がある意味「わかりやすい」のでしょうけど、普通に使い易くて新技術の恩恵を享受出来る、と言うのも実用エンジンでは重要な事ではないでしょうか。
ただ、日本仕様のXはマイルドハイブリッド仕様しかないのが残念なところ。
過給器はSPCCIの燃焼条件を満たす為に不可欠だからやむを得ないとして、マイルドハイブリッド機構はSPCCIには不可欠では無いはず。
欧州仕様はマイルドハイブリッド無しモデルもあるようですし。
出足の加速感はモーターのアシストが入っているでしょうし回生ブレーキでブレーキフィールにも多少の影響があるはず。
SPCCIと従来型の違いを比較するにはマイルドハイブリッド無しの仕様がより分かりやすく比較できると思うのですが。
せっかくの革新的新技術、マイルドハイブリッドとの合わせ技で更に「良いモノ」感を演出して、売価を上げても納得感をもってもらいたい、という事なのかも知れませんね。
ただ、その割にはこのX仕様のCX-30、20Sやディーゼルモデルと見た目が殆ど変わりません。
革新的新技術と「良いモノ感」でもって売価を上げたいのなら「X仕様ならでは」と言う差別化をもっと分かりやすく表現しても良いのでは無いかな、と思います。
個人的な趣味としては、敢えて露骨な差別化をせず、
「わかる人には判る」
と言う範囲に留めておくのも渋くてカッコ良いと思います。
「通好みの仕様」
と言うキャラが確立されればオーナーも嬉しいでしょう。
でも「自動車評論家」「モータージャーナリスト」から
「割高だ」「新技術に相応しい特別感が無い」
とか書かれているのはちっとばかり残念だしもったいない、と思ってしまうのでした。
繰り返しますが、個人的な趣味としては今の
「露骨な差別化をしない、実質的な仕様」
の方が好きですけどね。
Posted at 2020/04/12 18:17:10 | |
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