こんにちは。
帰って来て、結局同じND型ロードスターを新たな相棒に選んだ私ですが、、、。
やはりブランクは大きかった。
i-DMを3rd stageへ上げるのは簡単ですが、良い機会なので2nd stageでしばし慣らし。
1か月ほど経ってから3rdへ上げたのですが、、、。
5.0が出ない。。。
特にブレーキの失敗率が明らかに高くなっているし、アクセルで青1を点け損なう事態まで。
いや困りました。
特に帰って来てからは通勤にクルマを使わなくなった事もあって、仕事から帰って来てからドライブに行く、と言うパターンで練習。
0.2Gブレーキを以前の水準に戻すまで1か月以上かかりました。
そして更に困ったのは0.3G。
2016開幕戦の時に0.2Gで手一杯で0.3G練習まで至らず、0.3Gではi-DM.5.0ながらGが不足していてG-bowlスコアが上がらず。
その後のワインディングでも、同様に0.3Gでのブレーキが踏めず、その為旋回Gはカーン!でスコア低迷。
基礎スキルの磨き直しを、と考えていたところにペーパードライバー化。
ブランク前に出来ていなかった事が出来る訳もなく。
1年かけても習得できなかったスキルを今からどうやって?
、、、と悩みながらもしっかりと広島でのi-DMsミーティング参加と12月の2018最終戦は見学参加。
久しぶりにお会いした皆様と、そしてお初のi-DMsメンバーの皆様と楽しい時間を過ごしながら、
みんこりーさん、ちぇんさんとはやっぱり運転スキルの話題に。
2016シーズン通年かけて練習しても習得できなかった0.3Gでの青1ブレーキはやはり今でもできない。
練習の仕方も、そもそも今の操作方法が正しいのかも分からない。
そんな悩みを聞いて頂きました。
そして2018年暮れ。
ちぇんさんが埼玉のホームコースでプチオフを開催して下さいました。
独りで練習していてもどうも効果が望めないので、何か得るものはないかとオフミ以外で久しぶりに県外ドライブ。
このプチオフが大きな転機となりました。
この時、ちぇんさんの運転に同乗させていただき、各運転操作のお手本を見せて頂いたのですが、
ブレーキだけは2016の頃から「お手本」を見せて頂いてもそれをどうやるのかが分からない。
この時も同様で、自分の運転で「お手本」を再現出来ない。
そこで、ちぇんさんのご提案。
私の運転するくろがね号(二代目)の横にちぇんさんに乗って頂き、逆に私のブレーキ操作を見てもらう、と言う事に。
、、、結果、解りました。
やはり私は正しいブレーキ操作を分かっていなかった。
ちぇんさんの説明で印象に残っていた言葉。
「ブレーキで青1か、白かの差は踏み始めで判る」
特に私の0.3Gブレーキ青1の失敗は緑ランプのまま、と言うパターンではなく白が点いてしまう、と言うパターン。
0.2Gでは青1は出来ているし、その場合は失敗しても緑ランプのまま、と言うパターンが多かったのですが、、、。
踏み初めの「はじめゆっくり」が出来ていなかったのですね。
自身では「はじめゆっくり→徐々に速く」と言う操作をしているつもりでも、特に踏み初めがゆっくりになっていなかった。
0.2Gでは全体のGが小さいのでそれでも白が点くこと無く、その後の「徐々に速く」で青1になっていたものの、0.3Gではその粗がごまかせないと言う訳だったのです。
引き続きちぇんさんに横に乗っていて頂き、一回一回のブレーキ操作で
「今のは急ブレーキ」
「今のは白点いたけど悪くない、紙一重の差で青1にできる」
「お、今の良いです」
とさながらi-DMのランプのようにリアルタイムでのコーチング。
中でも
「今の良いです。いつ踏み始めたのか分からなかった。」
と言ってもらえるのが出来たのは嬉しかった。
、、、1回だけでしたけど。
「いつ踏み始めたのか分からないブレーキ」
これは2016年8月にタッチ_さんが奥多摩で開催して下さったプチオフの時に、
タッチ_さんの運転に参加者も同乗させて頂いた時、私がタッチ_さんのブレーキで感じた印象でした。
このプチオフの参加レポートブログを書いた時、私は
この印象を書いていました。
そしてこのプチオフにはみんこりーさんとちぇんさんも参加していたのですね。
ちぇんさんはひょっとしてこの時の私の感想を覚えていて下さったのかもしれません。
①踏み初めの「ゆっくり」を「本当にゆっくりと、丁寧に」
②ゆっくり→徐々に速く、の時の「徐々に」もスムーズに滑らかに
③上の2点はこれまでの意識よりも「更にゆっくり」「更に滑らかに」
そして、その為の練習方法までご教授頂きました。
曰く、
「碁盤の目ではブレーキの後の旋回、加速に気を取られるので、ブレーキに特化した練習を。」
なんと、これまでは最も基礎的な練習と思っていた碁盤の目コースでの練習よりも更に単調な練習。
ただの直線を30km/hまで加速したらブレーキを踏む。これで青1を点ける。
30km/hと言えばかなりの低速。この速度からの0.3Gブレーキだとすぐに停止まで行ってしまいます。
その短時間で青1を点ける。
難しかったです。
しかしちぇんさん。
「速度が遅いほど操作は簡単になるでしょう?ブレーキも同じです」
「30km/hからのブレーキが出来るようになったら40km/h、50km/hと速度を上げましょう」
、、、腹に落ちました。
ここまで丁寧に、時間をかけてご教授頂けたこの日のプチオフの内容は私にとって本当に大きかった。
と、ちぇんさん。
「今日は来て欲しいと思っていました。鉄風鈴さんの悩みを聞いていたので」
、、、感謝に堪えません。
これが年末の頃。
それからは仕事の後の夜間や週末を使って近所の工業団地の直線道路でひたすらブレーキ練習。
私が住む神奈川県中西部では練習に適した碁盤の目コースが見つけられず、オフミコースまで行って練習していました。
この工業団地コースも碁盤の目にはなっているのですが歩行者が時々居てブレーキ→旋回→加速
と言うG-bowl回しの練習には少し危険なので練習コースとしては使っていなかったのです。
このブレーキ練習は旋回が無いため、人通りの多い時間帯さえ避ければこのコースでも練習が可能でした。しかし同じクルマで同じ箇所をずっと走っているとやはり目立ちます。
そこで、年末年始で工業団地の工場群が止まる時を狙って集中特訓。
G-bowlは減速Gが0.3に届いているかの計測のみで、碁盤の目からやや遠ざかってはいましたが、この集中特訓は後になって効いて来る事になるのです。
続きます。