昨日で1年

【お願い】
　お手数ですが、先に2015年10月17日付けブログ「明日で7ヵ月」をご覧下さい。

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　姉が精神病院を退院し、自宅へ帰ってきてくれて昨日で1年。
　そこからもいろいろなことがありすぎて、あっという間だったのか、やっとなのかよく分からない。
　姉は滅多に喋ってくれないが、ごくたまにとはいえ疲労困憊した俺を見て、「無理、せん、とき」などと気遣う言葉を掛けてくれる。

　一方俺は、「思い悩んでいる飼い主の側に寄り添う犬のような存在」になれているのだろうか？
　やはり存在が重荷になっているのだろうか？
　元からそんな気持ちを持っていたであろう姉に対し、それを分かろうともせず、長年にわたって「お前がいるから俺の人生はむちゃくちゃだ」などと言って酷い仕打ちをし続けてきたから、重荷だと思われても仕方ないのかもしれない。
　いや、重荷というより恐怖心に苛まれているのかもしれない。

　今もわかり合えないことだらけだし、おそらくこれから先も分かり合えないこともあるだろう。
　だけど、理屈じゃないんだろうな。
　今、こうやって同じ屋根の下に寄り添って居る。
　それでいいのかもしれない。

　今更綺麗事をほざき懺悔しても、姉に対する過去の罪障が消滅することはないけど、どれだけあるか分からない与えられた時間を悔いのないよう二人で過ごしていければ、と思う。
　もしかしたら、これが俺に与えられた「幸せ」なのかもしれない。

　ほんま、分からないことだらけだなｗ

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