スプラッシュガード or エンジンサイドカバー?に手間取った話(ホンダPA1型Z)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ちょっと、のんびり楽しみ過ぎたみたい。
落札して福岡県で引き取ったHA4型オーバーヒート・アクティトラックで、東京まで自走で帰ってきたり。
そんなこんなで、気がついたら3月3日。
毎年3月11日の東北での撮影に向けて、ホンダPA1型Zを修理して、整備して、車検合格させないと。
4土と5日曜と6月の、実質3日間で仕上げて、8水16時までに車検合格させなくちゃ。
===
車検合格させる上で、今回どうしても必要な修理は、次の2点。
【1】ターボ交換
【2】ステアリングギアボックス(ラック&ピニオン)交換
===
そんな作業をするなら、ついでに今回やってしまいたい作業は、次の2点。
【3】ATミッションの載せ換え(リビルト品は既に到着済み)
【4】タペット調整
===
実質3日間となると、【3】と【4】は後回し。
まずはターボ交換しないと、現状のままでは自走不可。
受検に行くことさえできない。
===
……というわけで、明日からの怒涛の3日間に備えて、第0日の今夜は下準備。
まずは、オイル漏れでベットリ汚れてしまっているターボ周辺の現状を目視&撮影しておこうかな、と。
ジャッキアップして、左後輪を外した状態で、ターボ付近を撮ってみました。
2
↑の画像の左上、プラスチック製のカバー。
整備マニュアル(サービスマニュアル シャシ整備編 98-10)のターボチャージャーの取り外し(5-58)を見ると、まず最初に「スプラッシュガードを取り外す」となっている。
だけど、パーツリスト(パーツカタログ 第5版)に、そういう部品は載っていない。
その代わりに見つけたのは、エンジンサイドカバーAssy。
多分、これじゃないかなぁ?という感じ。
3
ホンダPA1型Z
【部品番号】
74663-S2R-000 カバーASSY, エンジンサイド
(パーツカタログ 第5版 B-42-10)
===
(整備マニュアルとは名前が違うけど、多分これだと思う)
(違ったらごめんなさい)
===
あちこちフラフラと遊び歩き続けること数ヶ月。
すっかり久しぶりのDIY再開は、このエンジンサイドカバー(スプラッシュガード)を取り外すところから。
ところが、これにすっかり手間取ってしまった。
4
3ヶ所で留まっているうちの、手前と下側の2本は簡単でした。
問題は、まん中の奥のやつ。
あらためて、こうやってアップで撮った画像をよく見ると、何でもないこと。
そして、整備マニュアル(サービスマニュアル シャシ整備編 98-10)のターボチャージャーの取り外し(5-58)を見ても、ハッキリと正解が図解されていたんですけどね。
見てなかったんですよ。
5
ナンバープレート等々で見慣れてる10mmよりは明らかに小さい。
8mmかな?と、ソケットを回してみても、さっぱりゆるまないというか、噛まない。
まさかの、7mm?
いや、ちがう。
いやいやいや、見た目的に、明らかに6mmじゃないよね?と思いながらも、念のためにトライ。
やっぱり違った。
===
8mmも、7mmも、6mmも、全部ちがう。
なんで?
どうやって外すの?
2年前か3年前、前回はどうやって外したんだっけ?
6
わかってしまえば、答えは簡単。
六角ボルトではなく、ただのプラスチック製のクリップ。
指の爪か、内装クリップ系の工具で、手前に引き抜きだけなのでした。
===
ホンダPA1型Z
【部品番号】B-42-10
90657-SB0-003 クリップ, スプラッシュシールド(1個使用)←手こずったほう
90657-SA5-003 クリップ, サイドエプロンモールディング(2個使用)←簡単に取れた2つ
===
明日から実質3日間で、ターボ交換と、ステアリングラック交換、そしてゴム製ブーツ等々の最低限の車検整備までやっつけないといけないのに。
こんなプラスチック製のカバー1枚を取り外すのに10分も15分もかかって、大丈夫なんでしょうか?
間に合うのか?
===
【教訓】わかったつもりで省略せず、作業前は必ず(コーヒーでも飲みながら)整備マニュアルをめくって確認すべし。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク