やっぱり初期型のだった(初代ZE1型インサイト黒)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
私の初代ZE1型インサイト「黒」の車検証を見ていて、ふと気がついた。
===
【1】初度登録
「平成12年7月」は西暦2000年なので、初期型。
(中期型は2001年からだったはず)
【2】車台番号
ZE1-100****、ZE1-110****、ZE1-115****は、いずれも初期型。
中期型はZE1-120****。
私の「黒」は「ZE1-110****」なので、やっぱり初期型。
【3】型式
ところが、型式は「YA-ZE1」になってるんです。
初期型は「HN-ZE1」
中期型は「YA-ZE1」
後期型は「AAA-ZE1」
……ですよね?
===
私の「黒」は、初期型なのか?
それとも中期型なのか?
まぁ、どっちでもいいといえば、どっちでもいいんだけど。
1つだけ、大事なポイントが。
それは、IMAバッテリーのコンピューター2つ。
(バッテリーECUとモーターECU)
これが初期型のままなのか、実は中期型が積まれているのかで、将来に向けたプランが全然ちがってくる。
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去年2022年7月に落札してきた時点で、IMAバッテリーはダメになりかけていた。
本格的にダメになったので、今年2023年1月に岐阜県で交換していただいた。
……ということは、やっぱり初期型じゃん?とは思うけど。
仮に、実は中期型だったとしても、前オーナーか前々オーナーあたりが気がついて、没収。
こっそり黙って、初期型のIMAバッテリーのECUが取り付けられて、世に放流されたのでは?とも思うけど。
逆のパターンもありうるよね。
つまり、前オーナーか前々オーナーあたりが気がついてなかったパターン。
IMAバッテリーのECUは中期型なのに気がつかないまま、自分用の1号車でダメになった(ダメになりかけてきた)IMAバッテリーと交換して、2号車を世に放流したパターン。
……等々。
===
新車から20年も経ってるし。
IMAバッテリー交換1回、15万円とも30万円ともウワサされてて、そこが最大のネックになるわけだし。
その一方では、IMAバッテリー交換が不要になる中期型や後期型のIMAバッテリーのECUは、生産完了。
もう新品では買えないし。
歴代オーナーさん達の誰かが、どこかの段階で何を交換していても、不思議はない。
ならば、この機会に確かめておこう。
私の「黒」のIMAバッテリーのコンピューター2つが前期型なのを、確かめておこう。
(もしも中期型だったら超ラッキー♩)
……と、思い立ちました。
2
後ろのハッチを開けて、マット?カーペット?を剥がす。
3
基本的には、10mmの六角ボルトです。
いちいちメガネレンチでの手作業とか、ラチェットでもめんどくさい。
私はMAKITAの電動インパクトで次々と外していきました。
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中央の10mmの六角ボルトを2つ外すと、IMAバッテリーのメインスイッチが。
今回は触る必要ないけど、万が一の時のために、場所は確かめておいたほうが。
そして、10mmのメガネかラチェット1本、助手席のグローブボックスに入れておくといいかも。
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純正ナビとかを装着していると、ここの部分に収納されてます。
この仔(黒)は、落札してきてすぐに取り外したので、空いてます。
(けっこう重いので外した)←余計な重量物は積まない
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センターを左右に貫く形で高く盛り上がってる、土手?みたいなところも外します。
運転席と助手席を前に倒した側にも、10mmの黒いボルトがあります。
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左右の1列ずつは、ちょっと特殊なボルト?ねじ?で留まっています。
これはトルクスといって、サイズは「T30」です。
六角ビットのトルクスをセットで買うと、だいたい最大「T40」までになっていて、「T30」も含まれているはず。
昔は「素人はこの先いじるべからず」という印みたいな存在だったけど、+やーのドライバーよりも均一に力を掛けられて安全ということで、クルマやバイクでも採用が増えてるみたい。
トルクスのレンチやソケットも、六角ビットも、今ではその辺のホームセンターでも普通に買えるようになりました。
(もちろん、Amazonでも買える)
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10mmの六角ボルトと、最後に左右のトルクスT30を全部抜いたら、カバーをカバッと外せます。
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今回は、IMAのコンピューターの確認。
右半分、運転席の後ろの部分の最上段に載っかってます。
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発泡スチロールのカバーを取り除くと、もうそこに見えてます。
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向かって左、助手席側が「バッテリーECU」です。
向かって右、運転席側が「モーターECU」です。
2つ合わせて、IMAコンピューターなどと呼ぶみたい。
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iPhoneやiPadって、バッテリー残量ゼロになるまで使い切って、100%フル充電してをくり返すと、すぐにバッテリーがダメになる。
残り40%ぐらいになったら充電を始めて、80%ぐらいになったら充電をやめると、ものすごく長持ちする。
これは、初代ZE1型インサイトのIMAバッテリーも同じみたい。
そして、初期型(HN-ZE1)のIMAバッテリーの充電制御は、前者。
そのせいで、10年とか10万kmぐらいで要交換になるみたい。
その辺を改良したのが、中期型(YA-ZE1)や後期型(AAA-ZE1)のバッテリーECU。
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さてさて。
私の「黒」のIMAバッテリーのECUは、前期型か?
それとも、中期型か?
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まずは、右側(運転席側)のモーターECUから。
ひっくり返ったままだから、見にくいだろうけど、わざわざ反転させるほどの価値もない。
上段の末尾「-900」は、前期型です。
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続いては、左側(助手席側)のバッテリーECUも。
ひっくり返ったままだから、見にくいだろうけど、わざわざ反転させるほどの価値もない。
上段の末尾「-010」は、前期型です。
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以上、おしまい。
中期型や後期型のIMA ECUを探し続ける日々は、終わらないのでした。
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