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安藤二七美の"PG付 アクティ" [ホンダ アクティトラック]

整備手帳

作業日:2023年3月5日

HA7型 アクティトラックの水温警告灯がなぜか点滅した

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内

1
先々週(2023年2月22日)、オイル交換等々ちょっとたわむれてやったばかりの、パワーゲート付きHA7型アクティ。
深夜の国道バイパスを巡航中に、突然、赤いオーバーヒート警告灯が点滅するという謎の症状。
普通、オーバーヒートしたら、光りっぱなしになるはず。
なんで点滅してるの?
===
しかも……
道端に寄せて、そのまま数分間アイドリングを続けてるだけで、症状が消えちゃった。
それで、また元通り、普通に走って帰ってこれちゃったのよ。
===
そんなわけで、まずは現状把握から。
ボンネットを開けたところからスタートです。
2
オーバーヒートということで、まずはボンネットを開けて、冷却水のリザーブタンクをチェック。
入ってる……
入ってるけど、多い。
MAXラインを超えて、けっこう上まで来ています。
===
冷却水は、熱くなると(温度が上がると)膨張しようとする。
だけど、エンジン内の閉鎖された水路の中だから、膨張はできず、圧が上がる。
そのまま圧が上がり続けると、やがてエンジンを壊してしまうから、ある程度のところで(ラジエーターキャップ内側の)スプリングが負けて、リザーブタンクにあふれ出てくる。
そして、エンジンが冷えると、逆に冷却水は縮もうとして負圧にあって、リザーブタンク内の冷却水を吸う。
つまり、エンジンが温まるとリザーブタンクの液面は上がり、エンジンが冷えると液面は下がる。
下がってないじゃん……と、考えるべきなのか?
===
ところが、そうじゃないんだな。
昨夏2022年6月に落札して引き取って以来、ろくにメンテナンスしてこなかった。
今回のオーバーヒートで増えたのか、それとも買った時からこの状態だったのか、判断つかず。
(ボンネットを開けて、リザーブタンクの液面をMAXに合わせておくぐらい、3分か5分でできることなのにね)
3
そんなわけで、昨夏2022年6月からの怠惰な自分をほんのちょっとだけ反省して、リザーブタンク内の冷却水を注射器みたいな通称シリンジで吸い出す。
今さらながら、MAXラインに合わせておきました。
4
続いては、ラジエーターのキャップも外してみた。
(熱い時に無警戒に外すと、高圧になった熱い冷却水が一気に噴出して大火傷するので注意)
===
冷却水が入ってないように見えるかもだけど、大丈夫。
吸い取ったばかりのシリンジから、冷却水を入れて。
さらに、買い置きしてある冷却水もちょっと追加したら、すぐにいっぱいになった。
結論としては、冷却水の量は大丈夫っぽい。
5
ヒストリー不明の、いかにも古そうなラジエーターキャップは、この機会にご引退いただきましょう。
今日からは、毎度ご愛用の、ボタン付き「SV56S」というラジエーターキャップです。
(いちいち冷ましてからラジエーターキャップを開けることなく、熱いままでもいつでも、このボタンを押すことでラジエーターキャップの下に溜まってるエアを抜ける)
6
リザーブタンクとラジエーターにきちんと冷却水が入っていたとしても、それだけでは安心できない。
エンジン内の閉鎖された水路の中に、エアが残っていたら意味がない。
そこで、引き続きで今度はエンジンをかけた。
十分に温まってきた状態で、荷台のエンジンフードを取り外す。
そして、エンジンかけっぱのまま、エンジン内の最上部インマニのエア抜きバルブの位置を確かめる。
7
十分に温まった状態で、エンジンかけっぱのまま、エア抜きバルブをゆるめてみた。
でも、大量の水蒸気を噴き上げるようなことはなく、普通に冷却水があふれ出てきただけ。
エア噛み(エア抜き不十分)というわけでも、なさそうです。
===
というわけで、今回はここまで。
冷却水はきちんと入ってて、エア抜きもきちんとできてるっぽい。
そういう状態で、赤いオーバーヒート警告灯が光ったということは……
エンジンの回転を利用して冷却水を循環させるための、ウォーターポンプ(通称ウォポン)か?
エンジンが冷えてる時の小循環と、エンジンが熱くなった時の大循環という、水路の分岐点で水温に応じて開閉している部品、サーモスタット(通称サーモ)か?
そのどちらかがダメになってきてるのか?
あるいは、両方とも同時か?
===
ちなみに……
ウォポンとサーモは、どちらか片方がダメになった時は、もう片方も時間の問題だし。
ホンダの軽トラックや軽自動車のエンジンの場合は、同じ場所にあって隣接していて同じ手間なので、同時に交換するのがお約束というか、安全策だし。
プロの整備士さんにお願いするなら、1回分の工賃で済むからお得でもある。
===
水温の赤い警告灯が光ったけど、冷却水は減ってないし、エア抜きもできてる状態。
……というわけで、この機会に、ウォポンとサーモを両方とも交換したほうがよさそうです。
(点灯と点滅の違いも調べなくちゃ)
===
パワーゲート付きHA7型アクティ
2023年3月5日(日)
・ラジエーターキャップ交換(SV56S)
・インマニのエア抜きバルブから水蒸気は噴出せず

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