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安藤二七美の"なにわ銀Z" [ホンダ Z]

整備手帳

作業日:2023年10月10日

OBD診断機とイグニッションアナライザーで現状確認(ホンダPA1型Z)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
先月(2023年9月)、ヤフオクで落札して大阪から引き取ってきたほう。
(ホンダPA1型なにわ銀Z)
とりあえず、現時点での状態を確かめておこう、と思った。
まずはリアハッチを開けて、荷台の純正マット?を剥がしてみたところ。
ん〜
キキキキキ、キレイだ……
(ここ車齢で7万km未満)
2
エンジンフード周辺もキレイです。
エンジンフード周縁のゴム製パッキンが、このぐらいの年式になるととっくの昔に経年劣化して固くなって、エンジンルーム側からいろいろな汚れが侵入してきてるはずなのに。
この仔、途中どこかの段階で、このゴム製パッキンを新品交換してるのかも。
ほとんど走り回ることなく、大事に保管されてきたのかも。
3
エンジンフードを固定している蝶ネジも、とてもキレイです。
これは絶対に、途中どこかの段階で新品に交換されているよね。
4
エンジンフードを開けてみたら、さすがにエンジンそのものは、そんなにキレイじゃなかった。
外装と内装だけで、エンジンとかミッションとかには無頓着とまでは言わないけど、それほど興味なかった人なのかも。
5
ちなみに、ホンダPA1型Zは運転席と助手席の間の、ちょっと後ろ側にミッションを搭載。
そのさらに後ろにエンジンを積んでいる。
なので、3気筒エンジンの1番シリンダーは、車体の後ろ側。
助手席シートに近い側が、3番シリンダーになります。
でね。
点火プラグの上に直接載っけているイグニッションコイル、いわゆるダイレクトコイルの、2番だけが妙にキレイ。
さすがに経年劣化でダイレクトコイルが不調になって……
ちょっといいお値段するから、2番だけ新品交換したのかも。
ダイレクトコイルに挿さっているプラスチック製カプラーも新しいです。
(どうせ交換するなら、3本みんな交換しようよ……)
6
ここでエンジンをかけて、しばらく放置。
水温が十分に温まってきたぐらいで、Snap-OnのイグニッションアナライザーGTCTA505Jを当ててみた。
3気筒いずれも、2次電圧は7千V前後で、点火燃焼時間は2m秒前後。
3番がちょっと、2次電圧が低めになってきていて、点火燃焼時間も長くなってきている、という見方もできるけど。
まぁ、このぐらいなら経過観察でOKでしょう。
そもそも、今となっては稀少な純正オプションを目当てに落札しただけ。
長く乗るつもりはないので、簡潔に漢字2文字で表すと、放置ってやつですね。
===
◆イグニッションアナライザー GTCTA505J
https://www.snapon.co.jp/products/info.php?pID=107&gID=131&pg=0&qID=8612
7
続いては、助手席グローブボックス下の、センター側。
OBD(On Board Diagnostics、車載式故障診断装置)のコネクターが、ここにある。
Snap-Onの診断機をつないでみました。
===
◆オールインタブレットスキャナー MTG-DUAL-TAB
https://www.snapon.co.jp/products/info.php?pID=107&gID=127&pg=0&qID=8603
8
結果は、エラーコード無し。
===
どうやら、OBD診断が必須になるらしくて。
2024年10月からは、2021年10月以降の乗用車について、OBD診断でエラーコードが出たら車検不合格。
2025年からは、2022年10月以降の輸入車も対象になるらしい。
ホンダPA1型Zの生産完了は、それよりずっと前の2002年。
まっっったく関係ない話ではあるけどね。
(1991年のホンダBEATに至っては、OBDポートなんて存在しないし)
こうなるらしいよ、という、居酒屋の談話レベルでのウワサ話を真に受けていたら、そのうちどこかで大恥をかく。
国土交通省から随時、正式にアナウンスされているので、気になるたびに最新情報を確かめておいたほうがいい。
そうじゃないと、「あの人もデマを拡散していた」となってしまいます。
(2021年10月以降の新車に関わることがあるならば)
===
◆自動車の電子的な検査(OBD検査)について
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_OBD.html
9
そんなわけで、イグニッションアナライザーでも、OBD診断機でも、明らかな異常は発見できず。
とてもコンディションが良い現状のまま、今のうちにさっさと売ってしまったほうがよさそうです。
===
ホンダ PA1型 なにわ銀Z
2023年10月10日(火)6万6934km
・イグニッションアナライザー GTCTA505J
・OBD診断機 MTG-DUAL-TAB

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