エアコンのガスを補充@2023年10月(ホンダPA1型Z)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先月(2023年9月)、ヤフオクで落札して大阪から引き取ってきたほう。
(ホンダPA1型なにわ銀Z)
今となっては稀少な純正オプションが装着されているので、それを目当てに落札しただけ。
そんなに長く乗るつもりはない。
それでも、エアコンのこの弱さは致命的。
大阪から自走で帰ってくる途中もキツかった。
新しい買い主さんどうこう以前に、自分の手元にある間の快適さのために、まずはガスの量をチェックしてみよう。
そう思って、バッテリーにエコピュアを取り付けたこの機会に、Snap-Onのエアコンサービスステーションにもつなぐことにしました。
が……
エアコンのHポートとLポート、どこだ?
バッテリーのすぐ奥に、1つは見えてるけど……
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そこで、ステアリングギアボックスを交換したまま、ずっと不動のままの、自分のZを見てみた。
なるほど、そことそこか……
バッテリーの奥に見えてるのは、高圧側Hポートでした。
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というわけで、まずは小物入れ?を取り外す。
これだけで、低圧側Lポートは現れた。
だけど、高圧側Hポートには、手が届かない。
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結局、小物入れだけではなく、スペアタイヤも取り外しました。
とは言っても、どちらも手間としては簡単です。
(いちいち写真を撮りながらだから時間かかってるけど)
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エアコンサービスステーション(Dual Pro 2)の、R134a用ホースの、高圧側の赤いホースと、低圧側の青いホースをつないだところ。
ここまでで、準備の前半は完了です。
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準備の後半、それはこの仔のエアコンガスの、規定量を調べること。
ボンネットを開けて、ぐるっと見渡すと、だいたいどこかに「R134a」とかのシールが貼ってあるはず。
あ、あった。
これだ。
ん?
何gか、書いてないぞ??
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そこで、エアコンサービスステーションの画面で「車両DB」をクリック。
「ホンダ」→「Z」→「ターボ」で、「500g〜550g」と出てきました。
ホンダPA1型Zの整備マニュアルにも「500g〜550g」と書いてあります。
(サービスマニュアル シャシ整備編 98-10、15-A-43)
===
コンプレッサーオイルは「PAG」で「100g〜110g」とも書いてあります。
ただし、整備マニュアルには「冷媒ガス漏れ時 25ml」と書いてある。
(サービスマニュアル シャシ整備編 98-10、15-A-31)
おそらく、コンプレッサー交換などでまったくオイルが無い状態ならば、110g。
閉鎖されたエアコンガスの回路の中にそれなりのオイルが残っている状態なら、25g。
そういう解釈でよろしいのではないかと。
なので、今回もWako'sのパワーエアコンPlus、いわゆるPAC+(25g缶)を1本入れます。
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で、これが施工結果。
回収量325gということは……
規定量550gのうち、残っていたのは325g、59%。
新車からずっと放置されてきたのか、途中でガスを補充したことがあるのか、わからんけど。
2023年9月に落札して引き取ってきてすぐ、翌10月の時点での残量は、約60%だった。
そして、これを規定量550gまで補充した。
これで、この仔の「エアコン整備のヒストリーも不明」は解決。
試しに1時間ぐらい、エアコンかけっぱなしで走ってみた(コンプレッサーオイルを十分に循環させてみた)ところ、寒いほど冷えるようになりました。
……というか、もう10月中旬だから、エアコンかけなくても寒いんだけど。
===
いわゆる通常のマニホールドゲージだと、圧力表示。
外気温によって大きく左右されてしまうから、どうしても誤差が出やすい。
そして、こんなに涼しく(寒く)なってからだと、エアコンの能力が落ちていても「十分に冷える」と誤診してしまう。
そこで、Snap-Onのエアコンサービスステーション。
こちらは重量計測。
5g単位で、正確に補充できる。
しかも、全自動だから、私たち素人でも問題なし。
便利な時代になりました。
(旧々R12ガス用も販売してほしい)
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ホンダ PA1型 なにわ銀Z
2023年10月10日(火)6万6934km
・イグニッションアナライザー GTCTA505J
・OBD診断機 MTG-DUAL-TAB
・「エコピュアEX 12V」2号を装着
・エンジンオイル交換(エッジRS 10W-50)
★オイルエレメントは固すぎて交換できず
・エアコンのガス補充(325g→規定量550g)
★Wako'sのPAC+も1本
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