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安藤二七美の"白Z" [ホンダ Z]
純正オプション LSD装着車の見分け方(ホンダ PA1型 Z)
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ホンダ PA1型 Zの、新車当時のカタログ、あるいはパーツリストをお持ちならば、御存知のはず。<br />
ホンダ PA1型 Zは、ミッドシップ4WD。<br />
そして、新車当時の純正オプションの1つとして、リアデフにLSDが装着できました。<br />
===<br />
リミテッド・スリップ・デフ、略してLSD。<br />
ノン・スリップ・デフだと、略してノンスリ。<br />
まったくスリップさせない直結デフが、ノンスリ。<br />
リミテッド、つまり多少はスリップさせるのがLSD。<br />
本来は、そこはきちんと区別されるところだけど。<br />
近頃は、LSDをノンスリと言っちゃう人もいるみたい。<br />
===<br />
ホンダ PA1型 Zは、競技走行に使うようなクルマじゃない。<br />
こんな重たいポンコツ軽に、なぜLSDが必要かというと、悪路です。<br />
ぬかるんだ泥道とか、雪道とか。<br />
デフの構造とか原理の説明は省略するけど。<br />
片輪がぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった場合、アクセルを踏んでも、その片輪が空転するだけ。<br />
大丈夫な地面に接地しているほうのタイヤには、駆動力がまったく行かず、発進できない。<br />
とても便利な、クルマ人類の素晴らしい発明、デフだけど、悪路ではそういう致命的な欠点がある。<br />
そこで、LSD、あるいはノンスリの登場。<br />
片輪がぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった場合でも、大丈夫な地面に接地しているほうのタイヤにも駆動を伝えて、脱出できる。<br />
ぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった片輪をそこそこ空転させながら、大丈夫な地面に接地しているほうの片輪にもそこそこ駆動を伝えて脱出できるのが、LSD。<br />
ぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった片輪と、大丈夫な地面に接地しているほうの片輪、どちらにもまったく同じ駆動力を均等に伝えるのが、ノンスリ。<br />
雪道や凍結路が大好きな病気な私には、4WDでもFFでもミッドシップでも、駆動方式を問わず必需品なわけです。<br />
===<br />
ところが、ダメでした。<br />
パーツリストに部品番号は載っているけど、とっくに生産完了。<br />
二度と新品で手に入れることはできない。<br />
そうかといって、レースやラリーの専門ショップでオーダーメイドすると、たぶん今だと30万円以上、もしかしたら50万円ぐらいかかるかもしれない。<br />
(ビスカス方式ではなく機械式でとか、アクセルを戻したら効きが解除される1Wayとか、アクセルを戻すと効きは落ちるけど完全には解除されない1.5Wayとか、好きな仕様にはできるけど)<br />
===<br />
そこで、こう考えるわけです。<br />
純正LSD搭載車をヤフオクで見つけて、自分のZのデフと交換しよう。<br />
たぶん、私じゃなくても、LSDの大切さを知ってる人なら、同じことを考えるはず。<br />
そう思い立って、毎週のようにヤフオクでホンダ PA1型 Zをチェックし始めて、9年。<br />
ついに見つけて、落札したわけです。<br />
(出品者さんは、そんな稀少な純正オプション装着車だと知らなくて、なんで自分のZだけこんなに値段が上がっていくんだ?と不思議に思っていたらしい)
ホンダ PA1型 Zの、新車当時のカタログ、あるいはパーツリストをお持ちならば、御存知のはず。
ホンダ PA1型 Zは、ミッドシップ4WD。
そして、新車当時の純正オプションの1つとして、リアデフにLSDが装着できました。
===
リミテッド・スリップ・デフ、略してLSD。
ノン・スリップ・デフだと、略してノンスリ。
まったくスリップさせない直結デフが、ノンスリ。
リミテッド、つまり多少はスリップさせるのがLSD。
本来は、そこはきちんと区別されるところだけど。
近頃は、LSDをノンスリと言っちゃう人もいるみたい。
===
ホンダ PA1型 Zは、競技走行に使うようなクルマじゃない。
こんな重たいポンコツ軽に、なぜLSDが必要かというと、悪路です。
ぬかるんだ泥道とか、雪道とか。
デフの構造とか原理の説明は省略するけど。
片輪がぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった場合、アクセルを踏んでも、その片輪が空転するだけ。
大丈夫な地面に接地しているほうのタイヤには、駆動力がまったく行かず、発進できない。
とても便利な、クルマ人類の素晴らしい発明、デフだけど、悪路ではそういう致命的な欠点がある。
そこで、LSD、あるいはノンスリの登場。
片輪がぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった場合でも、大丈夫な地面に接地しているほうのタイヤにも駆動を伝えて、脱出できる。
ぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった片輪をそこそこ空転させながら、大丈夫な地面に接地しているほうの片輪にもそこそこ駆動を伝えて脱出できるのが、LSD。
ぬかるんだ泥とか雪にハマってしまった片輪と、大丈夫な地面に接地しているほうの片輪、どちらにもまったく同じ駆動力を均等に伝えるのが、ノンスリ。
雪道や凍結路が大好きな病気な私には、4WDでもFFでもミッドシップでも、駆動方式を問わず必需品なわけです。
===
ところが、ダメでした。
パーツリストに部品番号は載っているけど、とっくに生産完了。
二度と新品で手に入れることはできない。
そうかといって、レースやラリーの専門ショップでオーダーメイドすると、たぶん今だと30万円以上、もしかしたら50万円ぐらいかかるかもしれない。
(ビスカス方式ではなく機械式でとか、アクセルを戻したら効きが解除される1Wayとか、アクセルを戻すと効きは落ちるけど完全には解除されない1.5Wayとか、好きな仕様にはできるけど)
===
そこで、こう考えるわけです。
純正LSD搭載車をヤフオクで見つけて、自分のZのデフと交換しよう。
たぶん、私じゃなくても、LSDの大切さを知ってる人なら、同じことを考えるはず。
そう思い立って、毎週のようにヤフオクでホンダ PA1型 Zをチェックし始めて、9年。
ついに見つけて、落札したわけです。
(出品者さんは、そんな稀少な純正オプション装着車だと知らなくて、なんで自分のZだけこんなに値段が上がっていくんだ?と不思議に思っていたらしい)
カテゴリ : 足廻り > 駆動系 > その他
目的修理・故障・メンテナンス
作業DIY
難易度
作業時間30分以内
作業日 : 2023年11月21日

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2024.3/23土 5:30~
944km 23時間14分
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何シテル?   03/24 07:20
安藤二七三と書いて、あんどう・つなみ。由来は、東北地方太平洋沖地震「&津波」。 「私とクルマ、どっちを……」と聞かれれば、迷わずクルマを選ぶタイプ。 F1が大好...

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