3月9日のV40/C30合同オフ会のあと、このオフ会に参加された東海のhaya_4さんが、V40のNeoTune & ERSTのローダウンサスの施工のためにSANKO WORK’Sに転戦されたので、その見学のために、オフ会の食事会を早く切り上げていすみ市のSANKO WORK’Sに向かいました。
15時に銚子のうおっせ21を出発しましたが、カーナビでチェックすると一般道で最短で到着が18時過ぎとでています。haya_4さんのNeoTune施工は14時からだったので、自分の経験ではおよそ3時間で完了するはずで施工完了までに間に合いそうもありません。haya_4さんに施工完了までに間に合わなかったら、名古屋への帰りが遅くなるので先にお帰りくださいとみんからで伝言を入れて出発。
最初はカーナビに従って国道134号線で行っていたのですが、信号も多く、片道一車線で走りの遅い車も多いため渋滞が頻発します。海岸線の道であればほとんど信号がないので早くいくのではと考え、海岸道路の県道30号線から九十九里浜道路のコースに変更したところ、これが当たり、17時にSANKO WORK’Sに到着しました。

これが、銚子からSANKO WORK'Sまでの走行ルートです。結構遠いです。千葉県は広いです。
まだ施工中だったので、haya_4さんに缶コーヒーをおごってもらい、事務所でNeoTune完了まで歓談です。
喜多見さんがNeoTuneが完成したショックを持ち込むのが見えたので、ショップに見に行きます。いつものように手早く取り付け。
アラインメントを調整後、確認のために走るというので、喜多見さんの運転で、助手席haya_4さん、後席右側にわたくしが乗って出発。
さすが現役ラリードライバーの運転、大変ドギマギしましたが、かなりストレスを与えての確認運転で、これなら施工のチェックに適していると思いました。サスのあたりは以前試乗したことのあるV40にくらべてかなり当たりが柔らかくなっているのがわかります。これはいいなと思ってショップに戻ってきたところ、左後輪から液漏れを見つけました。さわってみるとオイルです。haya_4さんはローダウンサスをいれたので、リアスプリングのアッパーサポートの折り返し部分にNeoTuneのために取り付けたバルブが干渉して曲がってしまい、オイルが漏れたようです。
両方のリアショックのバルブの穴をふさいで、干渉しない位置にバルブを打ち直し。さらに1時間かかってしまいました。
再度設置して、試運転したところ,先ほどと同様にあたりもやわらかで問題なく、施工終了しました。作業終了は20時を回っていました。
ローダウンも決まって、haya_4さんのV40、かっこいいです。
この施工の様子の詳細は
haya_4さんのブログと、
SANKO WORK’SのNeoTuneブログをご参照ください。
今回のhaya_4さんのV40のNeoTune施工方法は、わたくしのC30の第1回目のNeoTune施工がヒントとなっています。
わたくしのNeoTune再施工のブログに書いたように、C30のリアショックは複筒式、一方、V40のリアショックは単筒式で、両方のサイズが同じであることから、NeoTuneでチューニングしやすいC30のモンローの複筒式ショックでV40を施工する新施工方法が生まれました。自動車評論家の国沢光宏さんのV40をこの新施工法で施工した結果を元にして、haya_4さんのV40がこの新施工法の初事例となりました。また、今回のオイル漏れのトラブルも、V40/C30のローダウンサスでの新施工方法のLesson & Learntになり、国沢さんのV40を改善するようですし、国沢さんのV40での新施工方法のインプレッションが、わたくしのC30のベリーコンフォート仕様のセッティング条件に反映されています。
これらのNeoTune施工経験が、技術のPDCAサイクルがきれいに回って継続的改善に生かされています。ISO 9001の取得が可能なぐらいのレベルですね。
わたくしとhaya_4さんのNeoTune施工が本技術の向上に貢献した格好になりました。これから、C30/V40でNeoTune施工される方々は安心して施工してみてください。
ところで、その後のC30ベリーコンフォート仕様のNeoTuneのインプレッションですが、今回のオフ会でのドライビングでも、改めてとてもよくなったことを実感しています。路面のつなぎ目やマンホールの乗り越え時のショックは以前の「ドドン」から「トトン」に確実になってることを改めて確認できました。ハンドルを切ったときのカーブの曲りが切ったなりにすっと曲がっていくのも確認できました。サスの粘りが格段に向上しています。
ラリーイストの老年暴走さんにもオフ会で試乗してもらいましたが、「以前のC30はサスが硬くて、カーブに入ってもほとんどロールしないので曲がらなかったのに、NeoTuneでこんなに曲がる車になっていたとは・・・」と驚かれていました。
haya_4さんのインプレッションでも、「プジョーのネコ足とか、90年代のバネサスのシトロエンのような足で、それでいてしっかりしているので、攻め込んでもイイ感じです。」とあり、V40がフランス車の足を獲得しているようです。
わたくしは、フランス車にほとんど乗ったことがないのでその辺の実感がないのですが、現在プジョー407オーナーのhaya_4さんのインプレッションなので、C30もフランス車の足に近づいたのだと思いました。
魔法のようなNeoTune・・・。ますますボルボにNeoTuneが広まってくることでしょう。
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2014/03/11 21:52:44