2014年11月09日
丹沢レッド
秦野産キウイ 人気上昇
2014年11月09日
キウイフルーツ「丹沢レッド」と、甘さに改良を加えた諸星義晴さん(秦野市渋沢の諸星ファームで)
秦野市産のキウイフルーツ「丹沢レッド」が今年、昨年の2倍となる約6トンの出荷量を記録した。その名の通り、果肉の中心部が赤く、糖度が高い。消費者からも「甘くておいしく、色もきれい」と好評だ。栽培農家が情熱を注ぎ、品質・収穫量とも年々向上しており、地元JAも新ブランド確立に向けて力を入れている。(中村良平)
丹沢レッドは、レインボーレッドという早生わせ種。一般的な俵形のヘイワード種と比べ、やや小ぶりで、酸味が少なく糖度18と抜群に甘い。
秦野で栽培が始まったのは8年ほど前だ。JAはだの果樹部会キウイフルーツ部長の諸星義晴さん(67)が中心となり、部員の農家20戸で取り組んできた。4年前に「丹沢レッド」の銘柄で初出荷。手塩にかけた樹木の成長とともに着果数が伸びている。
主に地域のJA直売店やスーパーで、1パック(8個入り)300~400円で売られているが、直売店には消費者から入荷の問い合わせが入るなど評判を呼んでいる。量はわずかだが、今年は弘前市など青森県内の市場に出荷するなど販路も拡大しつつある。
諸星さんは元々、日本農業新聞の記者だった。果樹農家の父親が亡くなり、55歳で早期退職。後を継ぐに当たり、キウイを主力にしようと決めた。国内外でキウイ栽培を取材した経験から、「ミカンなどより労働量は少ないのに収益性が高い」と注目していたからだ。
その後、他の果樹農家を巻き込みながら研究を深めた。長い時間をかけて高価な苗木から育てるのではなく、接ぎ木方式で促成するなど、効率の良い栽培方法を導入した。今では、8000平方メートルの農地で各種のキウイを栽培しているが、丹沢レッドへの思い入れは強く、「おしゃれだし、人気が出る可能性は十分。農家の高齢化や後継者対策の一助にもなる」と話す。
諸星さんは、農業学者から伝授されたというオリジナル品種のキウイ「ミニ・ラブ」の栽培、販路拡大も目指している。ミニ・ラブは、小ぶりでぷっくり膨らんだハートのような形をしていることから、次女が命名したという。「キウイは味も栽培も人をとりこにする。この秦野をキウイの里にしたい」と話している。
2014年11月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
うちは、秦野市ではないが近所にキウイの栽培をやっている家がある。
親戚のおじさんがうちに遊びに来た時に、「初めてキウイがなっているところを見た」と言ったが、キウイがなっているのってやはり珍しいものなのだろうか?
うちは、この栽培している家からたんまりともらう時がある。去年なんかは、友達に食べるのを手伝ってもらうほどもらったたが、今年はもらってない。
不作なのか、市場に出したのかは解らないが、今年はもらっていない。
これからくれるのかな?と少々期待してみるw
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Posted at
2014/11/09 15:50:08
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