
トラックに新機能 自転車など検知で自動停止 事故減少に期待
2021年6月7日 6時55分
トラックが交差点で自転車などを検知すると自動的に停止する新しい機能が開発されました。いわゆる巻き込み事故の減少につながると期待されています。
この機能は、商用車メーカーの三菱ふそうトラック・バスが開発し、先週、発売した新しいトラックに導入しました。
センサーが車の前方だけでなく左側の状況も検知するのが特徴で、すぐ横に自転車やオートバイがいるにもかかわらず、左にハンドルを切ったり方向指示器を出したりすると警報音を出して知らせます。
そして、さらに接近した場合は、自動で車が停止する仕組みです。
会社では、この機能を左折時の巻き込み事故の防止に役立てたいとしていて、国土交通省によりますとこうした機能がついたトラックが市販されるのは国内では初めてだということです。
全日本トラック協会のまとめでは去年、トラックが交差点で人をはねて死亡させた事故は51件で、このうち左折時は19件と、右折や直進のときより多くなっています。
三菱ふそうトラック・バスの安藤寛信 開発本部長は「大きく、重いトラックは一度事故が起きると甚大な被害を与えることにもなる。被害を軽減したり事故自体を減らしたりすることに今後も力を注いでいく」と話していました。
左折時に警報音で知らせる装置 義務づけ
国土交通省は、トラックによる左折時の巻き込み事故が後を絶たないことから車の保安基準を見直しました。
来年5月からは8トン以上のトラックの新型車を対象に左折時に自転車などが車に近づいた場合、警報音で知らせる装置を取り付けるよう義務づけます。
さらに、2024年5月からは新車のトラックすべてに適用するということです。
で、いすゞ、日野、トヨタは
水素トラックで、社会実験
メーカー各社でクルマの進化が進んでいますね。
巻き込み事故は、見たこともあるけれどあれは怖いです。
巻き込み事故で亡くなった方が近所にいますし、怖い話もききます。
この義務付けは、良いと思います。
ブログ一覧 |
働くクルマ | ニュース
Posted at
2021/06/08 03:30:21