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川瀞庵の庵主のブログ一覧

2022年04月14日 イイね!

坂東三十三観音巡り に行ってきた

坂東三十三観音巡り に行ってきた坂東三十三観音 第八番 妙法山 星谷寺

持宝院 真言宗大覚寺派

星の谷観音とも呼ばれるこの寺は、もとは寺の北東にある山頂(現在の座間谷戸山公園・伝説の丘)にあった観音堂の別当寺として建立されたもので、

観音堂とともに行基によって創建されたと伝えられる。観音堂は鎌倉時代に焼失し、現在地に移されたと伝えられる。

平安末から鎌倉初期にかけての武将 佐々木信綱による寄進。

 信綱は、源実朝の挙兵の際に活躍した佐々木四兄弟の一人定綱の四男(参考:早川城址

歴史ファンなら、ピンとくると思うが、佐々木氏は近江の佐々木氏である。

平家の台頭で、近江を追われた佐々木氏は相模国高座郡に身を寄せていた。
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山門はないものの、仁王様の銅像がある。

左の仁王様の後ろに見えるのは、白い、木像ではない鐘楼

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この梵鐘は、星谷寺七不思議のひとつで、撞木が一つの梵鐘(普通は撞座が二つ、日本三奇鐘の一つ)だ。


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国指定重要文化財なので思ったよりも近づけないが、なるほど、後ろ側には撞座がない。

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本堂へ向かう参道に、橋が架かっていると思ったら、左端に見える大きな銀杏の根を避けるために橋のようにしたもので、水は流れていない。

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手水屋の後ろには、巨大化した宝篋印塔の先が見えるw

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この宝篋印塔は、江戸時代に巨大化したもので、鎌倉郡座間郷と宝篋印塔に書かれている(座間は高座郡の真ん中に所在している)

これは、源氏の武田信玄が相模国を領国した暁には、この地に幕府(新鎌倉幕府)を開こうとしたという逸話によるものと思われる。




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本堂の内部は、江戸時代に観光地化されたためか、天女などの彫刻があり、現在も千社札などが貼られていている。千社札は、個人的に嫌い。

扉の彫刻の方が、好きw

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星谷寺の額 本堂を覗いたが神社みたく鏡があった。暗くてよく見えなかったが、たぶん鏡だと思う。ガラガラの鈴もあったし、何か変わっているが、本堂に入ってお賽銭を挙げれるのは、よかった。

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星谷寺は、我が主北条氏照も頻繁に宿泊した寺院でもある。


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覗くと昼間でも星が見えると言う井戸だが、格子の蓋や草に覆われていたので、覗いても解らなかった。

ウィキペディアに載っている、八不思議のうち2.3.5.6の植物に関するものは今回確定確認ができなかった。

それから、徳川家康は同じ宿をとるにしても、座間市内の他のお寺に宿泊しているので、このお寺は嫌厭されたのだろうか。














Posted at 2022/04/14 10:11:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 観世音菩薩霊場巡礼 | 日記
2021年09月05日 イイね!

観音寺 再訪

観音寺 再訪高座郡三十三観音 29番 

鶴間山 観音寺 高野山真言宗

このお寺は、武相卯年四十八観音霊場巡りの一番であり、再訪ということで、そちらのブログに写真を追加しました。

コロナ禍で行った霊場巡りの続きです。

このお寺は直下に境川が流れ、遡上してきた物資を運ぶ船を一時停めて見分する関所の役割を果たしたそうで、深見城とセットで機能しているお寺のようです。

下鶴間宿は、交通の要衝でした。現在は大きな国道やバイパスができているので、そこは若い時から使っているのですが、ちょっと細い道に入ったら昔を思わせる雰囲気なので気が付いてよかったw

ご住職に聞いたところ、武相卯年四十八観音霊場巡りは、2年後なので現在ガイドブックは絶版だそうです。

今あるのは、どこか違う出版社が出したそうですが、お寺では噂で聞いた程度らしく、どちらを購入しようか迷い中。

本がないので、お寺の公式サイトを貼っておきました。






関連情報URL : http://www.kannon-zi.jp/
Posted at 2021/09/05 11:52:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 観世音菩薩霊場巡礼 | 日記
2021年07月11日 イイね!

津久井観音霊場の由来

津久井観音霊場の由来津久井の山嶺 仰向観音

山嶺の形が天を仰いだ観音様み見えます

津久井観音霊場は宝暦年間(約250年前)に津久井町根小屋寺沢の臨済宗建長寺派の雲居寺(うんごじ:鎌倉建長寺派の十刹のひとつ)の

大雲禅無和尚(越後の人、建長寺住山二〇二世となり天明三年十一月示寂)が津久井郡内一円にわたり宗旨、宗派を問わず観音様を祀る寺院に呼び掛けて、

雲居寺を第一番に、そして郡内を一巡し、隣寺の長竹山来迎寺を第三十三番として打ち納めとする津久井三十三ヶ所観音霊場を開設したことに始まります。

山紫水明、風光明媚にして、清浄なる地旧津久井郡(江戸時代は津久井県:江戸時代唯一の県)内に、三十三のお姿に身を変えられた観音様を巡礼拝顔し、ご詠歌の奉詠や読経、そして納経することで巡礼者の心身を洗い清め、観世音菩薩の有難い大慈悲を戴き、多くの民衆が救済されることを願い開設された霊場であります。

近年になり、津久井三十三ヶ所観音霊場以外で観音様を祀る寺院や村民所有の観音堂等から霊場加入の希望があり、新加入札所は番外霊場として組み入れられていましたが、

平成二年(1990年)の本開帳を期に番外霊場扱いを改め、第一番から通番となり、津久井三十三ヶ所観音霊場の呼称も津久井観音霊場と改められました。

津久井観音霊場の観音様は、常時御開帳されるものではなく期間を定めご尊顔を拝し、ご縁の綱が結ばれるように十二支の「午年」を本開帳に、その中間の「子年」をやや小規模の中開帳としております。

平成二十六年は甲午の本開帳にあたります。

本来は去年、中開帳でした。延期はいつまでになるのでしょうかね?

ちょっとあやしいHPですが、一覧になっているので載せてみました。





Posted at 2021/07/11 13:35:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 観世音菩薩霊場巡礼 | 日記
2021年07月09日 イイね!

結願のお寺

結願のお寺津久井観音霊場 第三十三番 長竹山 来迎寺

臨済宗建長寺派

当山は、応安元年(1368年)雲居寺第二世 心香妙清禅師を開山にお迎えし開創された。

再三にわたる火災により古文書は焼失し、由緒等は不明である。
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しかしながら本尊の「聖観世音菩薩」は焼失を免れ500~600年前の作と推定されている。
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宝暦年間「津久井三十三観音霊場」を創設した雲居寺住職「大雲和尚」は当山を第三十三番結願時に定めている。
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前回は中開帳、本開帳と12年かけて御朱印を戴く巡礼でしたが、今回はコロナ禍で市外にでれずに思わぬかたちで2巡目。

写真を撮る巡礼になりました。







Posted at 2021/07/09 09:07:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 観世音菩薩霊場巡礼 | 日記
2021年07月02日 イイね!

鎌倉建長寺派十刹の一つ

鎌倉建長寺派十刹の一つ津久井観音霊場 第一番 興徳山 雲居寺

臨済宗建長寺派

鎌倉時代以降は、天台、真言、禅の三宗兼学の寺院であったと伝えられている。

およそ700年前、鎌渓是尊禅師により臨済宗の寺として開山されました。

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宝暦年間(1751~64)に当寺に住職され、後建長寺の二〇二世となられた大雲和尚(天明三年示寂)がこの地に「西国三十三番観音霊場」を勧進され、雲居寺を第一番の札所とし、隣山の来迎寺を第三十三番とする巡拝の道を開き、信仰の真髄である「山中の賊は破り易く、心中の賊は破り難し」の心を体得する道場としたと伝えられています。
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「競馬の寺」の異名は、観音霊場の創設者大雲和尚が毎年四月二十四日に「水陸会」と名付けた施餓鬼会を行い、これに合わせて寺の前の鉄砲馬場(一直線のトラック)で、農耕馬の競馬が行われたことから興ったもので、ここで売られる竹苽は養蚕業繁昌の縁起物として珍重されたそうです。
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本堂
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開山塔には、葵の御紋
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現在も、毎年同日には、昼から晩まで数十軒ほどの出店で賑わっています。
当時は、歴史の趣味はそんなに前面に出してはいませんでしたが、基本は変わっていないのなだと思います。

今回のコロナ禍で、市外に出ることを控え思わぬ2巡目を行いましたが、いよいよ次で最後。

結番です。


Posted at 2021/07/02 11:21:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 観世音菩薩霊場巡礼 | 日記

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何シテル?   11/29 20:10
74式戦車と同じ年です 相模川の瀞庵の庵主で、日本文化の継承をしています 三増峠(信玄道) 戦車道路 行幸道路 大山街道等をうろついて...
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