
武相卯年観音霊場 第六番 岩子山
千手院 真言宗豊山派です。
当山は、人皇四十五代聖武天皇の御代に行基菩薩によって開かれました。
天正年間(1572~1591年)に、境内観音堂「現奥の院」に御朱印十二石を賜り、寺領として栄えました。
ご本尊は、仏師安芸守の制作による三代目千手観音で、当寺には高僧が居住し、師弟の育成をした修行の場でもありました。
現在の本堂は昭和四十七年に落慶したもので、仏像はすべてここに安置してあります。
今回、法事がたて続けて入っていたので法事が終わらないと本尊は見られないということで、待っている間に境内を先に見ることに。
(本堂の扉は、特大エッチング仕上げのクリスタルガラス扉で、光によって変化する鳳凰の扉)
弁財天を祀る池の島から架かる橋の赤と新緑が綺麗
板碑
この他に、町田市に唯一残る画像塔婆(板碑)で光輪を背負う阿弥陀像を刻みその下部に永仁三年二月とあり、その両側に花瓶に花を供えて一対を表している珍しいものがあり、
得難いものである。と
「町田市文化財」の文集に載っている千手院の寺宝とも言えるものがあるらしい。
奥の院にあった説明
奥の院まで行って降りてくると、次の法事が始まってしまっていてタイミングを逃したw
駐車場に戻って車を花の前に移動し、写真を撮る
せっかくだから、花と山門も。
石段を昇った山門には、勇壮な龍と猫の木彫り、貴重な玉杢の欅一枚板でできた扉を見ることができる。
今回は、開扉がメインで観音様を見ることが重要なので、さっさと諦め次のお寺へ行くことにした。
後日、千手観音だけ見にきました。
紙のパンフレットがあるので、HPとかはまだないのかな?
Posted at 2023/05/03 10:05:48 | |
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観世音菩薩霊場巡礼 | 日記