
5月以降、西日本で雨が降らない状況が続いている。
“頼みの梅雨”も現在のところ空振り状態。特に水不足が深刻な四国では、各地で取水制限をしたり、節水を呼び掛けたりし始めた。一方、この暑さでビアガーデンやクールビズ商品の売り場は盛況になっている。
気象庁によると、西日本は14日も高気圧に覆われ、午前中から気温が上昇。午後1時までに、大阪府豊中市で36・2度、岡山市で35・5度、兵庫県南あわじ市で35・4度の猛暑日を記録。大阪市でも35度を超えた。同庁は大阪、京都両府などで「高温注意情報」を発令。広島市では夜間の最低気温が25度を下回らず、2日連続の熱帯夜となった。
滋賀県長浜市では14日午前、農作業をしていた男性(82)が帰宅後に嘔吐(おうと)を繰り返し、心肺停止状態に。熱中症の疑いがあるという。
西日本では、5月1日~6月13日の各地の雨量が平年を大きく下回り、少雨傾向が続いている。
愛媛県の吉野川支流にある三つのダムでは、14日現在の貯水率が50・3%(平年75・1%)に。四国中央市などでつくる渇水調整協議会は14日、市内の製紙工場など43社を対象に、工業用水を25%カットする取水制限を始めた。
香川県小豆島町でも、4か所のダムの貯水量が低下。町は全戸に節水を呼びかけている。町水道課は「このままでは災害防止用のダムの水を使うことも考えないと」と焦っている。
広島県福山市などを流れる芦田川流域では、上流の二つのダムの貯水量が1500万トンを下回り、農業、工業用水の20%の取水制限を実施している。
京都市中心部の鴨川では14日午前、川底の石が露出するまで干上がったところが目立つようになった。京都鴨川納涼床協同組合の担当者は「鴨川の流れがなくなってしまっては、風情ある『癒やしの空間』でなくなってしまう」と気をもむ。
上記は、最近の西日本の雨不足による記事です。
鴨川は、洪水をおこしたり干上がって水無川と呼ばれたりしていますが、京都の地下水脈って、琵琶湖に匹敵するほどの水盆があるそうで、千年の都を支えてきた歴史深い川です。この川の水の有り無しは、京都盆地の地下水の水位によって変わってくることがわかり、また水盆の3次元立体図も載っています。
この本は、売り切れ続出でまた再刷もなく、中古ででても単価以上の値段で下が、こまめにチェックして単価まで下がるまで待って買いました。
かなり面白いですよw
Posted at 2013/06/15 09:31:28 | |
トラックバック(0) |
zusammen | ニュース