
道鏡ゆかり、70m級の七重塔跡…土台と断定
2017年02月09日 21時55分
塔の基壇跡に残されていた巨大な礎石(手前、大阪府八尾市で)=長沖真未撮影
大阪府八尾市の東弓削ゆげ遺跡で、奈良時代後半(8世紀後半)の20メートル四方の大規模な塔の基壇きだん(土台)跡が見つかり、市教育委員会が9日発表した。
一帯には女帝・称徳しょうとく天皇の寵愛ちょうあいを受けて権勢をふるった僧・道鏡どうきょう(?~772年)にゆかりの「由義寺ゆげでら」があったとされ、時期や規模、立地から「続日本紀しょくにほんぎ」に記された同寺の塔跡と断定した。高さ70メートル級の七重塔と推定でき、同書の記述を裏付ける。
同遺跡周辺は、地名などから道鏡の一族、弓削氏の本拠地とされる。調査では、高さ約70センチの基壇跡と、基壇の周囲を飾った凝灰岩の破片数百点、塔の頂上部の飾り「伏鉢ふくばち」の破片とみられる銅製品(長さ41センチ、高さ13センチ)が出土した。地鎮のため塔の下に埋めた可能性がある神功開宝じんぐうかいほう(765年に鋳造)など銅銭18枚も見つかった。瓦や壁土などに焼けた痕跡があり、塔は火災で焼け落ちていた。
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2017年02月09日 21時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
またまた、道鏡関係のものが発見されましたw
八尾市って全然しりませんが、機会があったら行ってみたいです。
Posted at 2017/02/10 11:18:01 | |
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