
2017.2.22 17:00
平城京…「柳の街路樹」跡、初の発見 「山陰道」鳥取・青谷横木遺跡
青谷横木遺跡の古代「山陰道」とみられる道路跡沿いで見つかった、柳の木の根(右手前の固まり)と点在するくい(右下から右上にかけて)=鳥取市(鳥取県埋蔵文化財センター提供)
鳥取市の青谷横木遺跡にある古代「山陰道」とみられる道路跡に沿って築かれた平安時代の盛り土に、柳が街路樹として植えられていたことが分かった。鳥取県埋蔵文化財センターが21日明らかにした。柳は0・5~2メートル間隔で見つかり、街路樹は100メートルほど続いていた可能性があるという。
柳の街路樹は古代中国・唐の都に見られ、日本でも奈良時代の都だった平城京(奈良市)で植えられていたとされるが、実際に街路樹の痕跡が見つかるのは国内で初めて。
同センターによると、平成27(2015)年の調査で、盛り土の18カ所で木の根が出土。鑑定の結果、樹種は柳で、放射性炭素年代測定の結果などから植えられていたのは10世紀後半と分かった。
幹の直径は約10センチで、木と並ぶように設置された30~40本のくいも発見された。くいの材質は栗の木などだった。
文化庁の近江俊秀文化財調査官は「街路樹は都に通じる格式の高い道であるということを表したとも考えられる。この時代の都と地方の関係を考える上で非常に面白い」と話した。
古街道を歩く、フットパスに参加したことがありますが、
これはまた、すごい古街道が発掘されましたねw
青谷上寺地遺跡の近くなのでしょうか?
鳥取が熱いです!
Posted at 2017/02/23 10:24:51 | |
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