
高岩寺(高巌寺) 本山修験 正観音 武相観音札所30番
は、高座郡三十三観音 24番でもあります。
ややこしいので、解説をコピペ
相模原市中央区上溝7にある寶光寺は曹洞宗のお寺で秀珍山寳光寺という。
寳光寺は天文年間(1532年~54年)に、八王子滝山城主・大石源佐衛門定久が出家し真月斎道俊と称し、上溝の本郷に娘の向西尼とともに庵(後に向西庵と号す)を結んだのが起こりといわれている。
慶長年間(1596年~1615年)に、地頭佐藤対馬により、この庵が現在の地に移され、寳光寺として開創された。開山は下溝天應院七代目の住職である脱岑禅與大和尚である。
上溝に末寺が2ヶ寺ある。本町地区の常宿寺と元町地区の高巌寺である。両寺とも、お堂として残っているだけであった。その後、高巌寺は観音堂として整備され、毎年10月9日、19日、29日には縁日が開かれ、兎(うさぎ)年の4月には武相観音の札所として御開帳される。
この大石って人の娘婿が小田原北条氏で、のちに乗っ取られます。
上溝とか下溝とか出てくる地名は、現在の駅名やその土地を区分けした後からできたもので、当時は「溝村」として一体となっておりました。
で、娘の化粧田としてあてがわれていた地に隠居したのだと思われます。
で、今はというとこの高巖寺が無くなって、宝光寺というお寺に観音堂が移されているのです。(写真は、宝光寺)
近世、北相模国の中心地でしたが、現在は自動車のバイパスができたり鉄道の発展により中心をなしていません。
月日が流れるとは、こういうことなのでしょうなぁ。
Posted at 2020/05/21 11:13:02 | |
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観世音菩薩霊場巡礼 | 日記