
“いないはず“の壱岐でイノシシ捕獲、6年ぶり2頭目 捜索実る
2020/12/21 20:45 (2020/12/21 20:45 更新)
西日本新聞 田中 辰也
くくりわなの仕掛け方を確認する壱岐地域鳥獣被害防止対策協議会のメンバー=2013年12月
長崎県壱岐市は21日、壱岐島内で雄のイノシシ1頭を捕獲したと発表した。
島にはイノシシがいないとされてきたが、2010年、泳いで渡ってきたとみられるイノシシが上陸する姿を釣り人が目撃。
地元の猟友会などが14年に雌1頭を捕獲したが、その後も農作物の被害が相次いでいた。
イノシシがダニや寄生虫を落とすために泥を浴びた跡の「ヌタ場(沼田場)」などが同市郷ノ浦町で見つかり、市や猟友会は今月、82カ所にわなを仕掛け、センサー付きカメラ11台を設置。
19日午後、わなにかかったイノシシの画像が確認され、市職員らが20日朝に現場に直行。その場で殺処分したという。
捕まったイノシシの体重は140キロ。市農林課は「これで騒動も一段落と思うが、念のため、しばらくわなを仕掛けておきます」としている。
(田中辰也)
以前行った壱岐ですが、麦焼酎の発祥の地として知られています。
私は下戸なので、味云々は言えませんが、とても印象に残っている宣伝文句です。
さて、小さな島なのに律令制では、一つの国に数えられています。
江戸時代では、平戸藩の領地でありました。
なぜそのような括りになるのかと言いますと、島の真ん中に平地がありまして、そこで稲作ができるのです。
収穫はできるのですが、全人口を賄うには足りないそうです。
(現在の長崎県の中では、諫早の干拓地に次いで大きな農業地らしいです)
上記のように、猪もいなく一種特殊な土地でした。
そんな、島ですが朝鮮半島との地理的に近いために朝鮮人との交流は行われていたようです。
その証拠に、
切断された犬の骨が発掘されたそうです。
日本人は、縄文時代より狩猟していたので、犬をこのように埋葬するとは考えられておらず、結果として朝鮮人に対する宴の席で、犬を食事として出したのだろうととのことでした。
特殊な食事情のある島ですねぇ。
おもしろいですね!
Posted at 2020/12/26 11:13:58 | |
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