
「もうすぐ街が消えるかも」…11年間雨降らず、砂漠にのみ込まれる世界遺産
8/24(水) 7:20配信
読売新聞オンライン
異常気象による被害も相次ぐ。
気候変動との因果関係は不明だが、南スーダンで記録的な洪水が発生。アンゴラは大干ばつで、150万人以上が食料危機に直面する。
ただ、主要な対策の一つとされる「巨大な緑の壁」事業の進捗(しんちょく)は全体の約20%にとどまる。資金難や管理態勢の不備などが原因だ。
モーリタニア環境省で気候変動を担当するアリユン・フォール調整官は「国際社会の一層の支えが必要」と話す。
海面上昇
脅威は海からも迫る。
今年11月、国連気候変動枠組み条約の締約国会議が開かれるエジプトでは、年々強まる高波への対策に懸命だ。
水資源・灌漑(かんがい)省によると、地中海側では90年代初めに年1・8ミリ・メートルだった海面上昇が、ここ10年で年3・2ミリ・メートルになった。
2100年には、神奈川県よりやや広い2660平方キロ・メートルの低地が浸水し、570万人に被害を及ぼすとの予測がある。
北部アレクサンドリアでは、海沿いの店舗が浸水する被害も出ており、観光名所の要塞(ようさい)カーイト・ベイ周辺などで防壁設置が進む。
気候変動問題に詳しいカイロ大のアッバス・シャラキ教授は語る。「重要なのは世界の大国が主導して化石燃料の使用をもっと減らし、温暖化を止めることだ」
(シンゲッティ 田尾茂樹、写真も)
日本が主導し、アフリカの開発課題を議論するため、27、28日にチュニジアで開かれる「第8回アフリカ開発会議(TICAD8)」では、気候変動が主要テーマの一つとなる。アフリカでの最悪のシナリオ回避に向け、脱炭素技術などを持つ日本の役割が問われる。
TICAD8が開幕しました。
私はアフリカには疎いので、よく解りませんが、緑の壁プロジェクトが進んでいるようです。
これが進めば欧州の熱波も収まるのでしょうか?
それとも、シャアの言う通りダカールまで砂漠に飲み込まれてしまうのでしょうか。
Posted at 2022/08/27 21:52:27 | |
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