
イタリア極右野党「同胞」の第1党確実、ベルルスコーニ氏らとの右派連立政権誕生へ
読売新聞 - 50 分前
【ローマ=笹子美奈子】イタリア総選挙が25日、投開票された。旧ファシスト党の流れをくむ極右野党「イタリアの同胞」が上下両院で第1党となることが確実となった。
右派の主要3党を中心とする連立政権が誕生する見通しで、「同胞」の女性党首が初の女性首相に就任する公算が大きい。
25日、ローマの投票所で投票するメローニ氏(ロイター)
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内務省の発表(開票率99%)によると、同胞の得票率は約26%。
右派「同盟」とシルビオ・ベルルスコーニ元首相率いる中道右派政党などと合わせて、上下両院で過半数の議席を獲得することが確実な情勢となった。
「同胞」と両党の連立交渉が順調に進めば、セルジオ・マッタレッラ大統領がジョルジャ・メローニ党首(45)を首相候補に指名し、10月15日までに招集される新議会で首相に選出される見通しだ。
選挙は、前欧州中央銀行(ECB)総裁のマリオ・ドラギ首相の辞任に伴い行われた。「同胞」は、ムソリーニの支持者らが戦後に結党したネオファシズム政党「イタリア社会運動(MSI)」の流れをくみ、国益最優先を掲げる。
連立を組む見通しの2党はプーチン露大統領との関係が指摘され、対露を巡る欧州連合(EU)の結束が乱れかねないと懸念されている。
ムッソリーニは、イタリア半島の対岸に出現した旧ユーゴスラヴィアの共産主義に危機感をいだいて、ファシスト党を率いました。
今回は、中国共産党に危機感をいだいたのかもしれませんね。
Posted at 2022/09/26 21:05:19 | |
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