県立高20~30校減を明言 県教委が改革素案
2015年10月01日
県教育委員会は30日、来年度にスタートする県立高校改革の素案を県議会に報告した。10月中旬から県ホームページで公開し、県民の意見を募集する。
この日の県議会文教常任委員会で、高校改革の進め方を素案に基づいて県議に説明した。この中で県教委は、主要課題の一つになっている県立高校の再編統合について、現在の142校から20~30校減らすことを明言した。
県教委によると、公立中学の卒業者は1988年の12万2000人をピークに、今年3月には6万9000人まで減少。このまま高校数を削減しない場合、2030年には県立高校で受け入れ可能な枠が4万6000人分あるのに、入学者は3万7000人にとどまるという。県教委は「必要な定員数の確保が基本的な考え方」と説明した。
再編統合作業は、県内を〈1〉横浜北東・川崎(31校)〈2〉横浜南西(同)〈3〉横須賀三浦・湘南(26校)〈4〉平塚・秦野・伊勢原・県西(21校)〈5〉県央・相模原(33校)の5地域に分けて進める。学校をまとめる場合は原則2校を1校にするという。
横浜北東部や川崎南部など生徒の増加が見込まれる地域と、県西や県央など減少が続くと見られる地域との削減のバランスについては、「生徒の減少が進む地域で校数を減らすということではない」と強調。「学校は地域社会の核であり、地方創生の観点を踏まえて作業を進める」とした。
2015年10月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
みなさんの母校は大丈夫でしょうか?
俺の母校は、創立100年を超える老舗の上に、最近すごく近代化した「どこの都内校だよ」ってくらいの建物に建て替えたので、平気だと思いますが、
うちから一番近い高校は、最初から老人ホームに替えられるように建てられたエレベーター付きの高校です。
たぶん計画通り廃校になるでしょう。
地方の方は、神奈川って都会かとお思いでしょうが、現実は人口減少が起こっている地域の方が多いのです。
まぁ、箱根は温泉街なので地方消滅はしないでしょうがインフラ設備の維持のために宿代とかに転化されるかもしれませんね。
みなさん、がんばりましょう。
Posted at 2015/10/01 18:46:29 | |
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