
2017.5.11 20:05
飛鳥美人が鮮明に、高松塚壁画の修復最終段階 壁画の写真を公開
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今年2月に撮影された高松塚古墳の西壁女子群像。修復作業を経て鮮明さを取り戻した(文化庁提供)
文化庁は11日、修復作業が進む高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め、奈良県明日香村)の極彩色壁画(国宝)のうち、「飛鳥美人」で知られる西壁女子群像の写真を公開した。
撮影は2月。鮮明さを取り戻し、担当者は「修復は順調で黒いカビの大部分が取り除かれ、作業は最終段階に入っている」と話した。
文化庁によると、女子群像については髪や表情などの細部に残る染みのクリーニングを続け、仕上げに入るという。修復完了は本年度中をめどとしている。
女子群像や四神図で有名な高松塚古墳の壁画は昭和47年に発見された後、カビなどによる劣化が進んだため、文化庁が平成19年に石室ごと解体し、村内の修復施設で汚れを取る作業が続けられている。
修復後は壁画を古墳内に戻さずに、墳丘の近くに公開施設を整備し、展示・保存する方針が文化庁の検討会で決まっている。
具体的な施設の構造や場所は、今後の検討会によって決まる。
文化庁は13~19日、高松塚古墳の壁画を一般公開する。当日でも空きがあれば見学できる。問い合わせは「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開(第17回)」事務局( http://www.takamatsuzuka-kofun.com/ )、電話06(6281)3040。
現地には行けないので、昨日NHKの番組でやっていたのを見たけど、
カビを取る技術もすごいけど、コンピュータで映像を取り込んで絵を鮮明にしたりする技術って凄いね。
色の再現ができて、昔の法律に当てはめて、絵に描かれている人は位が高いとか判るんだね。
王朝文化好き
Posted at 2017/05/13 10:39:59 | |
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