
紙の出版物販売額、ピーク時の半分以下に
2018.12.25 11:59ライフ本
今年1年間の紙の書籍と雑誌の推定販売金額が1兆2800億円台にとどまり、ピークだった平成8年の半分を割り込む見通しであることが25日、出版科学研究所(東京)の調査で分かった。
読者の「雑誌離れ」に歯止めがかかっていないことが主な要因で、出版不況の深刻さが浮き彫りになった。
調査は1~11月の販売実績(電子出版を除く)を基に通年の販売金額を予測した。それによると出版物の販売金額は前年比6%程度減少し、14年連続の前年割れに。
市場規模はピーク時の2兆6564億円の半分を下回る約48%にまで縮小し、昭和50年代前半の水準になる。
このうち雑誌(漫画の単行本含む)は前年比約10%減の5800億円前後で、約10・8%減だった昨年に次ぐ大幅なマイナスとなる可能性が高い。
書籍は同約3%減の6900億円前後とみられる。雑誌は21年連続、書籍は12年連続の前年割れとなる。
雑誌は、週刊誌や月刊誌などの定期発行誌の落ち込みが激しく、健闘したのは豪華な付録を付けた美容誌など一部にとどまった。
漫画の単行本も、読者の電子版への移行が急速に進んでおり、売り上げは減っている。同研究所は、スマホの普及などで情報への接し方が変わり「雑誌離れ」が加速しているとみている。
小幅な落ち込みだった書籍は「漫画 君たちはどう生きるか」がヒット。文芸書は振るわなかったものの、「ざんねんないきもの事典」「おしりたんてい」シリーズといったベストセラーが出た児童書などが売り上げを下支えした。
今年最後に読み終わった本は、「平安時代の国司の赴任」です。
学生時代に、平安時代は難しいと先生に言われてあまり接していなかったのですが、やはり国風文化に興味があり買ってしまいました。
日本全国を廻ろうとして、最初はお城を巡ろうとしたのですが、自分の興味から国府、国分寺、一の宮に変更しました。
で、この本の国司はどこの国司かと言うと、因幡国です。
関東に住んでいるとなかなか想像がつかない因幡ですが、この本を読んで基礎知識を得たので、因幡に行くのが楽しみになりました。
まだまだ積読状態の本がいっぱいありますが、この年末年始は読書ができそうなのでよかったです。
Posted at 2018/12/28 10:17:37 | |
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