CUSCO LSD type-RS  

このクルマは基本的に、エンジン、駆動系はNCP13ヴィッツと同じ（正確には違う部品も）ですので、ヴィッツ用のLSDが装着できます。

これは、競技屋CB365にて装着していただきましたが、ヴィッツではレース、ラリー、ダートラにこの製品を多数装着しており、おすすめに従い、イニシャルを４Kgと低めで、作動角は45°に非舗装路用に設定してあります。このようなパワーがないクルマでイニシャルをあげると、パワーを食われてしまうとのことです。

たしかに、ランエボのときと比べてもイニシャルが低いと感じられます。したがい、バキバキ音もあまりしませんが、ノーマルタイヤが狭い交差点を曲がるときには、キュッキュッとスキール音を出し、子供連れのお母さんににらまれてしまいます。それでも、今まで一番弱く感じるLSDです。オイルはred lineの75W140NSを使用しています。これが、競技用のLSDに入れる際には、一番安いオイルだと思います。トヨタで持ち込みで交換していただいております。

間違っても、鉱物油ベースのオイルなぞ入れないようにしてください。すぐに皮膜切れをおこして、かえって高いものになりますよ。

ちなみに、ぼくがロードスターで先導して、妻に運転させていたところ、狭い十字路で、強いセルフセンタリングにより、右に行ったり左に行ったりで、電柱に突っ込まないか、ちょっとドキドキしましたが、「ビックリしたけど、慣れた」とのことでした。