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本日は、フルモデルチェンジされたクラウン・マジェスタの話題です。

マジェスタ、先代の前期は良くなったかなぁと思ったのも束の間、後期では縦桟のグリルになってしまい、個人的には残念でしたが、今回も引き続き同様のイメージできましたねぇ。
更に、お尻はチョット・・・。

デザインについては、まぁ置いておいて、僕がこの車に期待することを簡単に言いますと、やはりレクサスLSとの違い、つまりどこまで日本人好みの日本仕様としているかというところと、最新の装備がどうなのかですね。
所詮日本の道路事情は渋滞も多く、高速道路も100km/hの世界ですからね。

内装を見て思ったのは、本木目の使い方ですが、艶消しなのですね。
最近はこの方が人気があるとのセールス氏の説明がありましたが、個人的には艶ありの方が好みだったりします。

後席の扉が前後に大きくなったように思いますし、窓も長いですよねぇ。
ですから、後席に乗り込んでも結構広いです。
更に、後席扉の開口角度も結構開きます。
セールス氏の説明では、先代よりも約70mm後席前後空間を拡大したとか。
後席セパレート仕様も用意しているところからも、かなり法人需要を意識して造ったように思いました。

因みに、別の日にこの後席セパレート仕様の「Fパッケージ」の展示車も見る機会がありました。



質感も上手く仕上げていますし、流石とも思えますね。

一番気になるのは、オーディオです。
僕は車を運転するときはいつも音楽を流しており、やはりその音響には興味があります。
マジェスタは、ベースグレードでは標準10スピーカーですが、上級仕様になるに従い、18スピーカー、20スピーカーとなり、「Fパッケージ」では後席ヘッドレストにスピーカーが付くという、よくここまでやるよなぁというものです。

試乗車は10スピーカーのもので、いつものDVDを持ち込んで視聴してみましたが、5.1ch対応というだけあってやはり音響はこれでも良いですよね。
ただ、スピーカー配置が室内全体に散らばっているためか、何か物足りない感じです。

Fパッケージではどうか？
残念ながらDVDを持ち合わせていなかったので、同じ環境での視聴は出来なかったのですが、ACCをオンとしてオーディオを触ってみるといきなりクラシック音楽が流れ始めました。
ベートーベンの交響曲第3番のようでしたが、前席と後席で視聴してみました。
やはり音は綺麗で良いですねぇ・・・。
後席のヘッドレストのスピーカーってチョット耳に近過ぎて喧しく聞こえるのかと思ったのですが、音量としてはほのかに流れている程度なので気にならず、それよりもいつまでも音楽を聴いていたい雰囲気になってしまいました(流れた音楽が好きなクラシック音楽だったこともありますが・・・)。

さて、走りの方ですが、これはもうパワフルそのもの。
十分以上の性能でしょうね。
静粛性も高く、LSのように音を聞かす演出も無く、ただスムーズにエンジンが回転している雰囲気と音が聞こえるだけですね。
音質的には、あまりV8特有の音が聞こえることもなく、軽く聞こえる程度でしょうか。

ただ、乗り心地がやはり引き締まっていますね。
もう少しソフトな方に振ってくるかと思っていましたが・・・。
やはりマジェスタでも、センチュリーのようなソフトな乗り味にはしないのですね。
まぁこれでも、むやみにホイールをインチアップさせることは避けたようですけどね。

しかし、フロントは兎も角、リヤデザインは残念です。