
タントが納車され、1ヶ月が過ぎました。
小さい車はあると便利ですね。
GSは盆栽車(観賞用)となりつつあります。 (^_^;)

フロントのデザインは飽きがこなそうなシンプルなデザインがいいですね。
ギラギラ、ゴテゴテしてなくていいデザインだと思います。

サイドも余計な装飾やメッキモールなどもなくシンプルです。
オプションで付けたワイドバイザーは洗車の際、バイザー内側の水滴が拭きずらいです。
希望としてワイドでない標準サイズのバイザーも設定して欲しいです。

リヤも思いっきりシンプルです。
樹脂製リヤゲートの採用の影響でしょうか?
先代までのリヤゲートにまで回り込んでいたテールランプが今回は廃止されました。
ランプ本体はLEDが採用され省電力化されています。
この樹脂製リヤゲート、閉めた時の音がかなり質感のあるいい音です。
軽量化だけでなくコストダウンやゲートを閉めた時の音にも良い影響を与えているようです。
ルーフスポイラー一体式で見た目もいいですね。

新型タント、ライバルに対向して運転席側もスライドドアが初採用されました。
タントのみ、ライバルに無いのがこのセンターピラーレスのミラクルオープンドアです。
フロントドア、スライドドア両方をを開けた時の開放感は凄いものがありますが
我が家の使い方ではこのように両方開けて乗り降りする事は今のところほとんどありません。
またセンターピラーレスですので助手席側シートベルトが
シート背もたれ部に内蔵されていますがこれの装着感がイマイチですね。

インパネは明るいベージュ内装で室内が明るく感じられます。
今まで黒い内装の車ばかり乗っていましたので新鮮な感じです。
樹脂製のインパネ各パーツも以前の軽に比べれば質感も高く、
またエアコン操作パネルも見た目、操作した感じ共に質感が高いと思います。
先代に比べて物入れのスペースが減ってるようですがまったく問題無しです。

自発光式の大きなセンターメーターはとても見やすくていいですね。
実はセンターメーターは嫌いだったのですが
タコメーターがないスピードのみの大きな表示ですので
スピードの読み取り難さもなく気に入りました。
軽自動車も自発光式メーターですからね、凄い時代になりました。

この広大なリヤのフットスペース。
この状態はリヤシートのスライドを一番後ろへ移動させて状態です。
ほんとに広くて余裕で足が組め、GSがとても狭く感じる部分です。

リヤシートを一番後ろへ移動した状態のラゲッジスペース。
普段の買い物等の使い方では十分なスペースで、積めない時は
リヤのフットスペースに置けばいいです。

KF型水冷3気筒12バルブDOHCエンジンは
この大きなタントを待ち乗りレベルではストレス無く走らせてくれます。
一番心配していた動力性能ですが、待ち乗りレベルでは十分な性能です。
930kgもあるタントを優秀なCVTとの相乗効果で気持ちよく走らせてくれます。
CVTは新たに採用された登坂制御のお陰で長く続く上り坂のような場所でも
変な変速をする事もなく走行できます。
乗り心地は1人乗車だと少し固さがありますが、大人2人、子供2人の乗車だと
しっとりしなやかな感じになります。
前後に標準装備されたスタビライザーのお陰で
スーパーハイト系のタントですが深いロールもせずカーブも曲がっていけます。
試乗車で試乗したミラ ココアよりもロールが少なく安定してたのにはビックリです。
タントより軽量で動力性能ではタントより高評価のスズキ スペーシアにも
試乗してみたかったのですが、実車を見に行った2件のスズキの茶髪のオネーチャンの
接客対応がまったく駄目で試乗する事無く候補から外しました。
2件ともかなり大きな規模の綺麗な営業所でしたがダイハツの接客対応とは雲泥の差でした。
ホンダ Nボックスはスタイルが気に入らず最初から候補にも入らず・・・

満足していて、大活躍の新型タント。
GSが無くても、これ1台で十分じゃないかと思えるほど。
タントが来てからGSはほとんど乗っていない状況です。
タントが来てから30km走ったかな?
このペースだとガソリン給油は3ヶ月に1回くらいで済みそうです。
タント、不満な点が2つだけあります。
1. 後席が寒い 2. ヘッドライトのHIDのオプション設定が無い
4WD仕様には標準装備、メーカーオプションの寒冷地仕様にしないと
後席ヒーターダクトが装備されないため、
後席足元がかなり寒くて膝掛けをしながら乗車しています。
これは失敗しましたね、購入時一応検討してたのですが担当営業から
「他の車種でもほとんど選ぶ人はいません」と言われたので寒冷地仕様を選択しませんでした。
これから購入する方は10000円高くなりますが寒冷地仕様をお奨めします。
ヘッドライト、スズキやホンダはメーカーオプションでHIDが選択できるのですがダイハツは無しです。
是非HIDヘッドライトのオプション設定を希望します。
そうそう先日凍結した部分がある駐車場で
片側のみ凍結路面の走行試してみましたがしっかりTRC(トラクションコントロール)効いていました。
スマートアシストにTRC、VSCと最新軽カーは凄いですね。
ダイハツの最新軽カー達に乗ってみて、
あの時スバルの軽自動車の自社開発、生産からの撤退の判断は正しかったと思いました。
3気筒エンジン、リヤのトーションビーム式サスなどスペックでは劣りますが
性能では間違いなくこちらが上です。
室内の小物入れや、使い勝手なども良く考えられていてこれなら売れない訳がありません。
生産台数の規模も桁違いですので、新規でのエンジン、CVT開発も難しく
撤退して正解だったと思います。
個人的な見解ですが、業績、収益共に絶好調な現在のスバルがあるのも軽自動車からの撤退、
海外でのBR-BMレガシィの大成功など、日本のスバリストと言われる人達が
好まない事を決断してやってきた結果なのではないでしょうか?