新年明けましておめでとうございます。
午年で

にも憧れますが…

やはり僕には、おさる号が一番の相棒です。
今年もよろしくお願いします。m(_ _)m
お正月とはいえ、我が家はというと今年は”寝正月”でほとんど何処にも行ってないけど、昨日は映画”永遠の0”を観てきました。

細かなストーリは、これから見に行く方々の為に内緒ですが、個人レベルでも「それぞれの立場で考えはいろいろあったんだな。」と考えさせられる内容でした。
それからこの映画での見所ですが、ストーリー意外に映像技術が素晴らしく、出てくる軍艦や戦闘機は本当にリアルそのものでした。
で、これから観に行かれる方が更に楽しめるよう、新年初のブログアップは日米の軍用機に艦船をまとめてみました。(^-^)ゞ

【空母赤城】
大東亜戦争の真珠湾奇襲攻撃に運用されたことは有名なのですが、この艦のスゴいところはスペックとかだけではないんです。
赤城という名前は山から取ってきているのですが、艦名で山が着くのは巡洋艦なんです。
つまり、軍縮で巡洋艦を造れなくなったことから空母改装された艦…当時は航空戦で艦隊決戦は制することができないというのが常識でしたが、先見性のあった山本五十六長官によりこの計画は遂行されました。
ちなみに、航空機動部隊で艦隊戦を最初に制したのは帝国海軍機動部隊で、戦艦プリンスオブウェールズ率いるイギリス艦隊はフルボッコにされ壊滅…その知らせは世界を駆け巡り人々は驚愕しました。
運用しやすいよう何度か改装された赤城は、その後の航空母艦すべてのお手本になりました。(要するにマネッ子ですね。笑)
現代の航空戦を編み出したのが日本というのは意外でしょう?(^-^)

【零戦】
まあ、誰でも知っている帝国海軍航空隊の戦闘機ですが、今回の映画ではほとんどの型の零戦が登場します。
驚いたことに、ラバウル戦で運用された迷彩塗装を施された22型も登場…。

間違いやすいので解説しますが、この戦闘機は陸軍航空隊の一式戦闘機【隼】。(映画には出てきてません)
零戦とはスゴく形も似ていて(アメリカ軍ですら最初は区別が難しかったそうです)迷彩塗装を施されているので余計かな?
零戦を開発した堀越二郎氏と並び称される糸川英夫博士(日本ロケットの父)の設計…加藤隼隼戦闘隊などの武功も有名ですね。
映画で残念だったのは、零戦をクローズアップするあまり他の軍用機が出てきませんでした。

【99式艦上爆撃機】
真珠湾攻撃では零戦よりもこちらの方が活躍してたのですが…・

急降下爆撃機【彗星】
僕個人的にはすっごくデザインが好きな軍用機です。
性能的にも優れていて、恐らくですがアメリカ軍のその後の濃厚な集中砲火を突破し攻撃できる唯一の急降下爆撃機であったと思います。
米軍用機…

【SBDドーントレス】
ミッドウェイ海戦において、帝国海軍機動部隊を沈めた急降下爆撃機です。
この敗戦から、日本は破滅の道に向かいます。(T_T)

【P-38ライトニング】
ロッキード社が造った双発の戦闘機…格闘戦では零戦にまったく歯が立たず、日本人パイロットからは”メザシ”とか”ペラハチ”と仇名されてました。
ただ双発なので滅法速度は上がるので、離脱して戦い方を変えてから戦績も変わったようです。

【F6Fヘルキャット】
グラマンが造った”零戦キラー”の異名をとる戦闘機。
ただ、完全無欠というわけではなく、一撃離脱戦法と機体強度によるもので、格闘戦になればやはり零戦の方が優位だったようです。
ヘルキャットは直訳すると”地獄の猫”ですが、意味合いとしては俗語で”性悪女”だそうです。

【P-51マスタング】
愛称は”空のキャデラック”。
ヘルキャット同様、2000馬力(日本戦闘機平均の倍。汗)のエンジンを搭載レシプロ戦闘機では世界最強を欲しいままにしました。余談ですが最高速は、当時のドイツ軍のジェット戦闘機Me262よりも早かったとか…劇場中でも宮部少尉操縦の零戦を相当苦しめてました。

零戦の名誉の為に…史実通り戦局は徐々に悪くなりますが、性能的に差をあけられたとはいえ基本性能の高い零戦は互角に渡り合えたと言われます。
ただ、映画にも見られることですが、やはりベテランパイロットの喪失が痛いですね。
宮部少尉の考えは家族の為もあるけど、こういうことからガムシャラに死を恐れないという”犬死”を恐れていたのではと思いました。
軍用機は確かに”人殺しの道具”でもあるけど、”使わない抑止力”としての美しい工業製品であって欲しかったですね。
映画を観ながら日米軍用機双方が気の毒な気持ちにもなりました。(T_T)
日本軍用機は戦後、僕らの楽しいスポーツカーなどに姿を変え…平和に対する決意もですが、おさる号で風を切って走り楽しむことも供養になるかな?
明日早起きできたら(できるだろうか?汗)信貴スカ走りに行こうかなと思っているおさるなのであります。(^o^)ゞ
【おまけ】

これは航空自衛隊のステルス技術立証機。
名前は”神心”(しんしん)といいます。
見たところ単座のステルス機ですが、その性能はすさまじくレーダーでは”虫”以上”小鳥”以下でしかその姿を捉えることが出来ません。(^-^;)
ステルス迷彩塗料は確かTDKの特許だけに、開発しようと思えば日本独自というのもできるんですね。
使わない抑止力の工業製品として開発が実現しないかな?(^-^)
あっ、今回はいろいろ調べたことを並べているだけで、僕は戦史オタクでもミリタリーマニアでもないですよ。(^o^;)
記事に間違いがあったらゴメンナサイ。m(_ _)m