おさるのシンちゃんのブログ一覧

皆さんこんにちは。

最近何かとバタバタしてて、ブログアップできるようなネタもないままで…少し(?)ご無沙汰しておりました。(^-^;)


先日、S660の試乗をさせていただき、時の流れに少しおセンチになっておりましたおさるですが、同時に思い出したことがありました。

それは初号機との思い出。

残念ながら、初号機を所有していた当時はまだまだ写真テーマが本業(?)のストリートスナップであった為に、車の写真というのはほとんど残っておらず、この写真は初号機そっくりの仕様で、他の方所有のビートです。

それまでは父から譲り受けたアルシオーネSVXに乗っていたのですが…。

父の知り合いのUさん（当時シュトロゼック・ポルシェのオーナーさん）が「シンちゃん、これ乗ってみてよ」と彼所有の通勤快速用ビートに乗せていただいた瞬間…「なんじゃあこりゃ～っ！」と寝ても醒めてもビートのことで頭が一杯になり…気付けばあれ程気に入っていたSVXを降り、初号機に乗っておりました。

以来、（雨の日意外。汗）何処に行くにしても初号機は最高の相棒で、時々勉強も兼ねて手伝いに行っていたアルバイト先（今の家業と同じ業種）にも乗って行っていたんです。

そんなある日、アルバイト先の駐車場で初号機から降りると「キレいなビートだね～！」と声をかけてくれたのがSさんでした。

Sさんはアルバイト先のお客さんで、当時ホンダS600を所有されておりました。

これも残念なことなのですが、当時アルバイトに行っているだけにカメラは持って行けず（携帯にカメラもついてない時代で）で撮影もできず…この写真もですが、やはり同じ仕様の別のS600です。

それからというもの、僕がアルバイトに行く日には必ずSさんに来ていただけ楽しい車談議に花が咲き…。

僕「ホンダスポーツといえばS800の方がパワーもあるし、リジットもあるのに何でS600なんですか？」

Sさん「はは…シンちゃん、S800も良いんだけどS600の方がエンジンストロークが短くて気持ち良いんだよ♪」と

本当にいろんな車のことを教えていただきました。
Sさんは背もスラっとしていて格好良かったな。
「あんな風になれたら良いのにな」
今にして思えばSさんに憧れ、随分影響を受けてました。(´ー`)

現在、唯一残っているSさんとの思い出の品は…

頂いた今は無きガレージスズキの絵葉書のみ。(Sさん、今はどうされてるんだろうな？)

…あれから20年近く経ちますが、僕もその当時のSさんくらいの年齢になり…Sさんが僕と初号機を温かい目で見てくれてたのと同じような気持ちで、S660を眺めていました。



おさる号も僕も年を重ねたけど、少しはS600とSさんに近づけたかな？

S660のターボ・電子制御など、それらに対しての意見はいろいろあるけど、今の若い人は気にせず素直な感性でこれを愛し楽しんで欲しいな…そして車文化が継承され、更に将来の楽しい車の誕生につながっていってくれたら良いなと思うおさるなのであります。(*^-^)

皆さんこんばんは。
今週の大阪は雨が多かったけど、週末になり見事に回復！
ようやくですが今日、話題のS660の試乗会に行ってこれました。(^o^)o

ディラーさんの試乗車にして初体面のS660はなんと…

ボディカラーが、おさる号のカーニバルイエローを引き継ぐカーニバルイエローⅡの個体でした。(*´▽`*)

中身の解説などについては僕が言うよりも、今までジャーナリストや みんカラでいろんな方がされているので割愛しますが、ドライブした感想は「素晴らしい！」の一言でした。

現代的な内装

エンジンスタートボタンの反体側にあるのはセレクトボタン。これを押すとエンジンレスポンスが更に良くなり…いわゆる”電子制御”というやつですね。

6速MFのシフトフィールはかなり上質

ステアリングにもオーディオスイッチはありますが、センターコンソールにもありオプションのディスプレーでも操作できたり。

Tバールーフの幌のサイド

この形状からみて雨漏りは無さそうですね。(^-^;)
…目くそ鼻くそ（汚い表現ですみません。滝汗）なことだけど、ビートがS660に勝れしことは荷物を多く載せれることくらいかもです。あっ、あとオープンへのハードルの低さもでしたね。(^◇^;)

内装を確認して店員さんを横に乗せてドライブ開始！
車内は静かなので、あえてリアガラスを開けエンジン音を聞きましたがブローオフバルブ音が痛快ですね。
ターボを思わせぬレスポンスの良さも満足。
おそらくだけど、かつてのスズキカプチーノのプラス100キットでしたっけ？パワーも満足いくものになると思います。（ビートオーナーの「あともう10～20馬力あればな」というのも解消ですね）
現代のF-1のレギュレーションは小排気量ターボなんだし、これがスポーツカーの潮流なのでしょうね。
かなり煩悩が刺激されました。（おさる号の距離が伸びてきたら…いたわりのために欲っすぃっす！汗）

最後は おさる号との2ショット！


先日、無限フルエアロ化でかなりレーシーになりましたが、S660はノーマル状態でもエッジが立っていてかなりスパルタンな印象ですね。

何から何まで感心しっぱなしの試乗会でしたが、おさる号に再び乗り込み走りだしたときに「僕もおさる号も年とったんだな…」と、24年という時のうつろいに少し悲しい気持ちになりました。

それでも帰りの高速でエンジンを全開にしたとき、S660にはない背後から暴力的に入ってくるエグゾースト、心地良い振動！

おさる号から「シンちゃん元気出しなよ。S660は良いクルマだけど僕にはまだまだそれに負けないくらいの魅力あるんだよ♪」と励まされたような気がしました。

やっぱり、おさる号は僕にとって最高の相棒なのであります。(*^-^)