ダイナマイト豊春のブログ一覧

気付くと去年の10月下旬の納車から8か月。
週末9割の使用でも10,700km。
しょっちゅうスキーに行ってるせいか距離は長め。

スイフトスポーツと同じフロントストラット・リアトーションビーム式というレイアウト。

正直、チョット馬鹿にしてました。
ここまでずっとカローラ系かインプレッサとか乗ってたので
4輪独立こそが正義…みたいなところがあったんですね。

でも、実際乗り換えてみると、とんでもなく乗りやすい。

それに気付いたのは去年の8月の某所練習会でスイフトスポーツに乗ってて気付いたこと。
ブレーキングとステアリング操作だけで侵入が弱アンダー、コーナー途中から弱オーバーに
変わることに気付いたんですよ。

なんというか、リアに荷重が乗った瞬間からリアがスルんと回っちゃうんですよ。

それはヴィッツRSも同じ。

ヴィッツの新型車解説書にある
｢ブシュ傾斜配置によるステア補正効果｣と｢ロールステアのアンダーステア化｣の効果
みたいですね。言葉だけにすると一見、別の話に見えますが。

左右のタイヤが逆位相(例:右が縮んで左が伸びた時)の時は
前後方向のアームの角度を変えることでキャンバーを適正化するのが狙い。

そして横方向に力が入った時にはブッシュが押されることで瞬間的にトーインにすることで
ステアを適正化する動きになるようです。

これらの要素が加わることでリアがスルっと流れてクルマの向きが変わりやすいんですね。

う～ん、シンプルな作りの中にこれだけの工夫がされていて、物凄く効果的。

純正を否定することでカスタマイズする動きがありますけど、実際に使ってみるとこういう
所って物凄く工夫されているんだなぁ、と思う。

まぁ、ブッシュの信頼性がモノを言うのでメンテナンスが重要ですね。

さて、今度はいつ走りに行こうかな。
新しい環境構築のために下見がてら見に行きたいコースがぁ。