いつもお世話になっている先生から依頼がありました。
今回は番外編です。
~作業手順はテキストで載せますが、参考にする場合は自己責任でお願いします。
また、作業に関する細かい質問は受け付けません。
わからない場合は必ずトヨタ自動車発行の整備解説書を参照してください。
整備書の内容が解らない方はプロの整備工場に作業を依頼してください。
走行距離は6.5万kmのMNH15Wでした。

丁寧に乗っていることもあり基本的にはきれいなのですが…。
スキーに行くための4WDということもあり、下回りのボルトはちょっと錆気味でした。
ただ、イマドキのFF車と比較してアッパーマウントの位置がボンネット奥の
アクセスしやすい位置に来ているのはラッキーでした。
作業手順は…
フロント:
1.タイヤ外してウマかける。
2.ブレーキ&ABS固定ブラケットを外す(12mmのメガネレンチorコマ)
3.スタビライザーリンクのショック側を外す(6角6mm+17mmコマ)
4.アッパーのナット3か所とショックのトップのナットを緩める
(アッパーマウントナット=14mmコマ、ショックトップのナット=19mmコマ)
5.ナックルとショックを固定しているボルトを緩めて抜く(23mmコマ)
6.下に落っことさないようにアッパーのナットを取る(14mmコマ)
7.スプリングコンプレッサーでスプリングを圧縮し、アッパーマウントをショックから外す。
(汎用のスプリングコンプレッサーと19mmコマ)
8.逆順で組み立てるて復旧。

リア:
1.タイヤ外してウマかける。
2.3列目シート下のカバーを外しショックのトップを出す。その時にトップのゴムカバーも外す。
(マイナスドライバーwithビニルテープ巻き巻き)
3.トーションビームアームのスプリング下に木端を介してジャッキを掛ける。
(油圧ジャッキ2台・要らない木端×2)
4.トップナットを緩める。
(17mmコマ)
5.トーションビーム側のショック固定ボルトを外す。
(19mmコマ)
6.トップナットを外し、トーションビームからショックを抜きとる。
7.逆順で復旧して完了。

という感じですね。
この手順の中にノウハウがいくつかありますが、それは秘密です(w
なんも考えずに組み立てるとおそらくフロントから異音が出るし、リアはナットが緩みやすく
なると思います。
あと、ボルト類の錆がソコソコ出ていたのでネジ山の掃除と潤滑、固着防止作業を実施。
これだけでボルト&ナットを外すときのオーバートルクが防げます。
というわけで、作業時間5時間で完了。
かなり丁寧なD.I.Yなので時間かかりました。
しかし、フロントショックを外すのに23mmを使うというのは事前に調べが付いてなくて
近くのホームセンターに買いに走ったのは一番の誤算でした…。
Posted at 2013/10/27 22:09:39 | |
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弄り | 日記