アイドリングストップを止めてみる②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回は、EconモードをONにした時に働くアイドリングストップシステム(以降:アイスト)を自作回路で解除してみました。1週間通勤で使用してみて完全にアイストしなくなり機能は死んでます。ちょっと回路周りの整理するのと、最近忘れやすくなっているので調整の備忘録を。。。
今回の仕様は、N-ONEの取説にも書いてあるアイストしない条件の中の「ボンネットが開いている状態でエンジンを始動したとき」の擬似信号をエンジン始動時に出して機能を解除しています。
なので、エンジン始動時には写真のようにインフォメーションアイコンと警告表示がされます。
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エンジン始動時にボンネットオープンの警告表示が4秒ぐらい表示されていてちょっと目障りになっています。おそらくこんなに長く表示されなくても、この警告表示がエンジン始動時に出ていればアイストは解除されると思うのでこれを調整しておきます。
今回の回路では、エンジン始動時からボンネットが開いている時間はタイマー555のワンショットタイマで決めています。その間リレーを駆動して信号を出しています。詳細は割愛しますが、タイマの時間変更は単純にコンデンサと抵抗の積の1.1倍なので回路の赤丸の可変抵抗を変えてやればタイマの時間を変えることができるようにしています。
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回路の計算上、約1秒〜6秒の間でタイマー調整できるようしており実際には写真赤丸の可変抵抗で変更できます。
現在はMaxの6秒の設定となっているのでざっくりと半分くらいに絞ってやって3秒付近に合わせてやります。
この調整でエンジン起動時にボンネット開の警告表示が一瞬だけ出ますが、すぐ消えるようになりました。おそらく知らない人が乗っても警告灯表示に気付かないと思います。
設計通りの動きで良き。
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こうして、アイスト機能だけを解除することができると通勤ではEconモードは活かしたくなります。せっかくEcon機能ごとOFFにするキャンセラー(
https://minkara.carview.co.jp/userid/1540421/car/3584390/7840924/note.aspx)も自作していましたが、Econキャンセルの部分のプログラムを削除して、ワンタッチハザードの機能は活かすようにしました。エンジン始動時は、「EconモードON+アイストキャンセル」としています。
私、とにかくアイスト機能が嫌いで所有している同じホンダのバイクもこの機能が付いていますが一度もONにしたことがないくらいです。しかし、クーラーをつけて走行するようなこの時期であると明らかにEconモードのON-OFFで燃費が変わるのでこのEcon機能は捨てがたいと思っていました。アイストのみのキャンセルがうまくいったのはかなり嬉しいです。目的は果たせたのでしばらくはこのままで様子を見てみます。
あとは、電子工作ネタがもうなくなってきた。何かないかな…?
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